アジアの若手映画上映専門家を育成し、協働によるネットワーク形成を目指す「ワーキング・タイトル 国際交流基金アジアセンター上映企画・実践ワークショップ」の公募を開始しました(締切:6月7日(水))。
映画製作者の育成環境は比較的整っている一方、製作された映画を上映する専門家を育成する体制については、未だ整っているとは言えません。「ワーキング・タイトル 国際交流基金アジアセンター上映企画・実践ワークショップ」では、充実した講師陣による指導のもと、参加者が自ら上映企画を作成し、東京とタイで実際に上映をおこないます。また、シンポジウムや機関訪問等の関連企画を通じて、参加者のプログラミングの能力向上を図ります。さらに、東南アジアからの参加者と協働することで、将来にわたって活用できるネットワークを構築することも目指します。
このプログラムへの日本からの参加者を以下のとおり募集します。奮ってご応募ください。
◆会期:
・第1フェーズ(東京でのグループワーク):
平成29(2017)年7月4日(火)~7月9日(日)(移動日含む)
・第2フェーズ(東京での上映):
平成29(2017)年9月2日(土)~9月4日(月)または9月9日(土)~9月11日(月)(移動日含む)
・第3フェーズ(バンコクでの上映、シンポジウム、関係機関訪問):
平成30(2018)年1月~2月(調整中)
◆会場:国際交流基金アジアセンターほか
◆対象:
以下の条件を満たす上映専門家。
(1)日本を拠点に活動する若手映画プログラマー、プログラム担当者、フェスティバルや上映施設の企画・運営担当者などの上映専門家。年齢45歳未満、経験15年未満程度を想定しています。
(2)3件以上の一般向け上映イベントあるいはプロジェクトをプログラミングした、あるいは開催した経験があること。単独でもチームとしてでも可。シニアのキュレーターのアシスタントとしての経験も可とします。
(3)今後も上映活動に継続して取り組む意思のあること。
(4)本事業の全日程に参加が可能であること。
(5)本事業は原則として英語で実施されるため、十分な英語力があること。
◆募集人数(日本からの参加者):2名
◆応募締切:平成29年(2017年)6月7日(水)
◆主催:国際交流基金アジアセンター
共催:国際交流基金バンコク日本文化センター、タイ・フィルムアーカイブ(予定)
◆募集要項/応募書類:
詳しくは以下リンク先より募集要項をご覧ください。
http://jfac.jp/culture/news/working-title/