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  • 坪井野球さんの日記


坪井野球さんの日記

  • 2011

    11月

    15

  • 『サウダーヂ』メモ

     富田克也監督『サウダーヂ』のラストシーンについての覚書+α。  致命的なネタバレのない範囲で。  ラスト、視点人物(スクリーンのこちら側にいる人間)は誰だろう?  まひるか、デニスか、或いは別の人物(含む「観客」)か。  ──余り映画を見ないのでもっと適切な例があるかもしれませんが、ポール・トーマス・アンダーソン『マグノリア』のラストとも通底する問題の気がします。  また、冒頭...


  • 2011

    6月

    25

  • 浅井隆のツイートについて(2011/6/25)

     良いと思う。  商売の文法に則ったうえで、「潰しあい」や「生き残り戦略」以外の道もあるのだな、そういうことを真剣に考えている人がいるのだな、と勇気付けられる。  自分の気づいている以外の色々の思惑もあるのだろう。  後で後悔しないように、賛同の意くらいは示しておきます。  @asaitakashi 浅井隆 ASAI Takashi こんなん考えてみました。勝手に渋谷の映画館と...


  • 2011

    5月

    14

  • 『ロッキー』感想

     『ロッキー』を見た。きっかけは、町山智浩氏のベスト1がこの映画であることと、ライムスター宇多丸氏が、震災直後のラジオで「古典」としてこの映画を推していたこと。  (当たり前ですが)すばらしい映画でした。  ロッキーが、自分自身で「勝利条件」の「設定」をする場面が美しく、印象に残ります。  酔漢マルメラードフを髣髴させるエイドリアンの兄をはじめ、『罪と罰』と類似する点が幾つかあること...


  • 2011

    4月

    24

  • ECD 反原発REMIX

    既にご存知の方も多いと思いますが。 Youtubeのコメント欄で、石田さんご本人のコメント(原発に対する考え)も読めます。 http://www.youtube.com/watch?v=z04k_DBI1j4


  • 2011

    4月

    01

  • 小銭を落とす・拾うしくみ

     昨年末のM-1グランプリで、笑い飯が「上半身人間・下半身人間」の「小銭の神様」というネタをやったのが記憶に新しい。(俺は「鳥人」「サンタウロス」よりも「意味内容」は深いと考えている。「グルーヴ」感はさておき。)  さて、本題に入ると、ネットで小銭を落としたり・拾ったりするしくみの確立、これは重要だ。特に、カードを持たない人間がこれから増えてくる、或いは主流になるだろうから。  具体的...


  • 2011

    3月

    29

  • 論文をダウンロードできるようにしました

    下記URLからDL・保存できます。 ファイル名(EX. Sin-Semillas Note)を右クリックして「対象を保存」を選択してください。 不具合等ありましたら、ご連絡頂ければ幸いです。(どちらのURLもリンク先は同じです) http://bit.ly/2boyfileDL http://2boybaseball.blog.fc2.com/blog-entry-1.html


  • 2011

    3月

    24

  • 坪井野球評論集(パルプ・フィクション論、シンセミア論、バトル・ロワイアル論)

    「パルプ・フィクション論」、「シンセミア論」、「バトル・ロワイアル論」の三つを「Google ドキュメント」にupしています。 PF論は自分が最初に書いた論文で、オーソドックスなものですが、やや長いです。 SS論はレジュメに毛が生えたようなものですが、短めで読みやすいかと思われます。 BR論は、後半やや読みづらめかもしれませんが、イチオシです。 PF論(パルプ・フィクション論) ...

    ドストエフスキーと2ch

     こういう場所を立脚点にして、思想・批評を立ち上げて行きたい。  出典を失念したが、ドストエフスキーがシベリア流刑中に、囚人たちの地口を書き留めたものがべらぼうに面白かった事を覚えている。恐らく何かの全集で部分的に読んだ筈だが。  『悪霊』のスタヴローギンは、囚人のひとりがモデルだ。 坪井野球 http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/...


  • 2011

    3月

    21

  • 単位にご注意を。

    ※単位にご注意を。 (例)1nGy/h(ナノグレイ/毎時)     ≒1nSv/h(ナノシーベルト/毎時)     =0.001μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)     =0.000001mSv/h(ミリシーベルト/毎時) 毎時と、毎年(一年辺り)、そして積算のシーベルトの数値が混在している場合もあります。 (例) 10マイクロシーベルト/年≒0.0011マイクロシーベルト/毎時...


  • 2011

    3月

    19

  • 月と太陽──坂口安吾

    まずはコピペから。 dfnt ヨシナガ(僕秩) 今夜は過去20年で一番大きい満月らしい。節電の夜に見上げる満月は、一生のうちで一番大きくて明るい満月になるかもしれないな。[NASA:Super Full Moon] http://1.usa.gov/hjAteI 坂口安吾の短篇「真珠」は1942年に書かれた、夜の物語である。  馬鹿々々しいほど明るい満月が上りかけてゐた。...


  • 2011

    3月

    16

  • NYタイムズの報道写真一覧

    Twitterからのコピペです。 dfnt ヨシナガ(僕秩) 2boyから NYタイムズの報道写真一覧。→ http://nyti.ms/dYPvAV 原発近くの作業員マスクなど、日本では報道できない写真も多々ありますが、起きている現実をまっすぐに記録している気がします。


  • 2011

    3月

    08

  • ウェブの流儀について

    以下、覚書です。 それなりの考えがあって今迄、100%裏の取れた情報でなくても、「(?)」「(うろ覚え)」「(この項、不正確)」などと併記して書いてきたのですが、これについて反省するところがありますので以下に記します。 まず、うろ覚えであることを明示すればトラブルが避けられるのは、ネットや書籍に当たれば誰でも第一次情報に当たることの出来るものに限る、と(今は)認識しています。 ま...


  • 2011

    3月

    06

  • 『ANPO』メモC──リンダ・ホーグランドの発言2

     この文章は、2011/12/21、アップリンクにて『ANPO』上映後に行われたリンダ監督と西川美和氏のトークを元に、書かれています。  情報の精度は低いです。又、私的メモのような書き方の為、読みづらいかと存じます。 (以下、断りのない限り、リンダ・ホーグランドの発言) ・西川:〔リンダ監督の「悪いことしたら『誰か見てるよ』という発言を受けて」〕 (日本人の)加害者性、日本人のずる...


  • 2011

    3月

    02

  • 今後の更新予定(仮)

    今後の更新予定(仮)です。 1.『ANPO』メモC──リンダ・ホーグランドの発言2 2.『スプリング・フィーバー』についてのメモ2:浅井隆×矢崎仁司の対談をもとに 3.『スプリング・フィーバー』レビュー(中篇)──「失明(仮)」 4.『スプリング・フィーバー』レビュー(後篇)──「泉(仮)」 ※関連リンク 『ANPO』関連の日記 『ANPO』メモB──リンダ・ホーグランドの発言 ...


  • 2011

    2月

    11

  • 【短文】『スプリング・フィーバー』メモ【超ネタバレあり】

    ※超ネタバレありますので、ご注意を! 最後、リン(ワン・ピンの妻)は妊娠している。 だから、ジャンとリンが王の子を一緒に育てるという展開も、可能性は否定できない。 (八割方、浅井隆の受け売りです) 2月13日に、(東京圏最後?の)上映後、宮台真司氏参加のトークイベントがある筈。


  • 2011

    2月

    06

  • イエス復活してない説(「マルコによる福音書」)

    「マルコによる福音書」(新約聖書翻訳委員会訳、岩波書店)の最後だけチェック。 やはり記憶どおり、イエスの復活は「顕現」なし。 (イエスの)死後、マグダラのマリヤ達が(ふたをしていた石が外れているのに気づき)、墓の中に入ると見知らぬ男(若者)が居る。彼がイエスの復活をほのめかす。 それを聞いた彼女たちが(恐れをなして)正気を失って逃げる、というところで終わっている。 そのあとに補遺が(一...


  • 2011

    1月

    25

  • 『ANPO』メモB──リンダ・ホーグランドの発言

     この文章は、2011/12/21、アップリンクにて『ANPO』上映後に行われたリンダ監督と西川美和氏のトークを元に、書かれています。 (以下、断りのない限り、リンダ・ホーグランドの発言) ・(この映画を契機に)ニューヨークの映画祭に呼ばれる。この映画の編集? をした人間の父親(?)が共和党のコンサバティヴな人物だったが、彼から「よく抑制した(──怒りを前面に出さずに筆を抑えた)」と言...


  • 2011

    1月

    24

  • 石原慎太郎に喧嘩を売るなら

     どんなに厭でも、石原の(特に初期の)小説に目を通さなくてはいけない。  12月上旬の毎日新聞東京版に載った、この石原の発言は間違いなく悲惨だが、それと、彼の文学者としての力量は別のことだ。 http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/12/07/20101208k0000m040122000c.html   また、優れた作家が、文学的誠実さ...


  • 2011

    1月

    04

  • 『スプリング・フィーバー』レビュー (前篇)「細部とモチーフ」

    『スプリング・フィーバー』レビュー (前篇)「細部から」  最初に、この文章の急所を言っておきます。  この作品は、──とくにラストが──絶望的にみえますが、愛と希望を語っているということです。(因みに監督のロウ・イエは、『SF』は「ハッピー・エンド」だと言っています。)  次に、この批評の構成を。  前篇(この文章)で細部を積み上げて──羅列して──、後篇で映画全体について、包括的に...


  • 2011

    1月

    02

  • Legal Riot

    今日放送されたあるTV番組のゲストを、自分なりに切り取るとこうなる。 喪女。 野球選手。 元芸人。(→ドタバタ) 椿姫。 在日。 「芸人」。(鬱屈、アウトロー・不良) 真央。 アニオタ。(アイドル?) 罪人。 一発ギャグ。 イスラム(南米)。 黒人(熊)。 ゲイ。 中国(台湾)。 歌手。



坪井野球

ゲストブロガー

坪井野球

“引用家。”