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坪井野球さんの日記

  • 2010

    12月

    30

  • 『ANPO』メモA──リンダ監督と西川美和の対談を元に

    2010.12.21 アップリンク・ファクトリー『ANPO』上映後 リンダ・ホーグランド監督×西川美和監督の対談を元に、断片的なメモ ※「」でくくられている箇所も、発言の意図を元に、書き手が再構成(?)したもので、情報精度は高くないです。 (基本情報)  西川監督は広島出身。  是枝裕和の弟子筋(?)に当たる(うろ覚え)。  で、その是枝監督の『幻の光』(1995年、原作:宮...


  • 2010

    12月

    27

  • 『スプリング・フィーバー』覚書01【ネタバレあり】「誰がジャンを救ったか」

    ※重要なネタバレ、あります。 主人公のジャン(ピエール瀧似)が、チンピラと化し、南京の雑踏を歩くロングショットに、矢崎仁司は戦慄を覚えたという。 これには自分も同感。 ただ、矢崎の、<この映画を見て、(渋谷の)雑踏を歩くのが快感になった>という旨の発言には即座に違和感を覚えた。 自分は、この映画をシネマライズで観終えて渋谷駅に向かうたびに、怒りと悲しみを覚えていたからだ...


  • 2010

    12月

    24

  • Santa's costume: A Note about RED

    I saw the clerks that were wearing Santa hats at the supermarket near the station. I remember that Santa's red color is Coca-Cola's color. Is this an urban legend? Or true? I have a memory having se...


  • 2010

    12月

    20

  • ロウ・イエ『スプリング・フィーバー』についてのメモ2:浅井隆らの発言を元に 2010.12.14

     2010年12月14日の、渋谷シネマライズにおける浅井隆氏と吉田アミ氏のトークを元にしたメモです。  差し障りのない範囲をさぐりさぐり、書いてます。ネタバレはあります。 ・3人の男女がバラバラの方向に視線を注ぐ、チラシの画像が評判いいみたいです。『ストレンジャー・イン・パラダイス』のポスターをイメージして発注されたとか。 ・ロウ・イエのいちばん好きな登場人物はジャン・チョン(ピエー...


  • 2010

    12月

    18

  • 地方自治体の解職請求(リコール)について

     はじめに、都民233万人(概算──あとで詳述)の署名を集めれば知事の解職請求が通ります。  この請求が通ると、60日以内に住民投票が行われ、そこで有効投票総数の過半数が賛成すれば、要職者(都知事)が失職します。 【まとめ(暫定版)】 1.住民の直接請求の制度として解職請求(リコール)の制度があり、4年の期間満了前に都道府県知事の地位を失うことがある。 2.有権者の3分の1以上(た...


  • 2010

    12月

    13

  • ロウ・イエ及び『スプリング・フィーバー』についてのメモ:浅井隆の発言を元に 2010.11.30

    概ね、2010年11月30日の、渋谷シネマライズにおける浅井隆氏の発言を元にしたメモ。差し障りのない範囲をさぐりつつ。 ※情報の精度は低いです。 ・ロウ・イエの次回作(?)はパリで撮られていているらしい。『花』、英語だと”Flowers”というタイトル。作品の舞台もパリ。アラブ系の青年と(中国系?)女性の恋の物語とか。 ・ロウ・イエは編集に時間をかける。『スプリング・フィーバー』は半...


  • 2010

    12月

    12

  • 悪いことは悪い、ただそれだけ(石原慎太郎について2)

     きっちり、この石原とかいう人間に詫びを入れさせたいな。  法律と、まともさの感覚(Decency)について。  盗みが悪いから、窃盗罪がある。(殺人罪については、ひとまずおいて)  ──まともさの感覚がまず先にあり、それに基づいて法律(憲法含む)が決められているはずだ。  決して逆じゃないはずだ。  世の中の法律にないからといって、悪いことが悪いという道理が社会で通らないと、そ...

    坪井野球:石原都知事「気の毒」

    12日のことだが本人によると 東京都の坪井野球は12日、石原都知事について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マジョリティで気の毒ですよ」「テレビなんかでも石原都知事みたいな連中が出てきて平気でやるでしょ。日本は野放図になり過ぎている」「それをことさら売り物にし、ショーアップして、テレビのどうのこうのにするってのは、外国じゃ例がないね」「日本のメディアで石原の会見を見まし...


  • 2010

    12月

    08

  • 12.6 鈴木宗男収監について

    YOUTUBEの動画、どう見ても嘘をついている人間の話し方とは思えない。 万一、これが嘘だとして、収賄があったとしても、不問にして総理大臣にでも据えるべきだろう。 それはそれでモンスター級の能力を鈴木氏が持っているということだから。 「日々坦々」 詳報!マスメディアが絶対流さない鈴木宗男・収監直前会見と勇気あるハプニング! http://etc8.blog83.fc2.com/blo...


  • 2010

    11月

    22

  • 現代的な物語における「悪」の条件

    現代的な物語においては悪は論破されてはならない=論理的/倫理的に最強である必要がある。 口喧嘩最強は現代的な悪の必須条件である。 第弐齋藤「土踏まず日記」より 2007.11.17 http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/11/200711171.html 引用ノック0039:第弐齋藤(たち)の発言006;「悪」について http://2boy-yaky...


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    11月

    15

  • 私はこれがこわかった! ──「杉作J太郎のすべて幻」より

    日本シリーズ第5戦。誰がこのような展開を予想しただろう。まさかここで完全試合が達成されそうになろうとは。誰も予想してなかったし、予想できることではなかった。 誰もが史上初の快挙が成し遂げられようとしている状況に固唾を飲んでいた。 おや、落合監督が出てきました。なんでしょうか。交代ですか? まさか。まさか! 投手交代です。岩瀬! 岩瀬をマウンドに送ります! 降りますか? 山井がマウンドを...


  • 2010

    11月

    14

  • 「アメリカ」の脆弱性──『寄生獣』を読んで

    「あわせて1つ  アメリカと人間は1つの家族だ  我々は人間の『子供』なのだ」 「我々はか弱い それのみでは生きてゆけないただの細胞体だ」 「だからあまりいじめるな」 「彼〔後藤〕はわたしが実験により創りあげたか弱い『仲間』の1人ではあるが……  無敵だ」 (『寄生獣』8巻、田村玲子の独白を一部修正) http://2boy-yakyu.blogspot.com/2010/...


  • 2010

    11月

    13

  • 赤黒く静かな怒り──39歳で孤独死した男性

    39歳で孤独死した男性を追ったNHKクローズアップ現代の単行本「助けてと言えない」を読み、赤黒く静かな怒りを醸造中。助けてと言うくらいなら死ぬそれでお前らは満足なんだろう? って抗議であったらいいなと俺は思っている。怒りや意思はなく、ただ悲しみと諦念とに食われたんじゃやりきれない STO_002 第弐齋藤 2010.11.11 http://twitter.com/ http...


  • 2010

    11月

    08

  • 東浩紀についてのノート(2ちゃん脳)

    hazuma hiroki azuma 2ちゃん脳ですから! RT @oza_shu 祭り状態だった深夜一時前後に発言してる東さんやっぱり凄い!RT @hazuma: なんかおればっかまとめられてて悲しい…… > Togetter - 「尖閣ビデオ流出に対するジャーナリストや著述家らの反応は」 http://goo.gl/fi7Gm (2010.11.05) http://2...


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    11月

    06

  • 日本の雇用形態のルーツ:マクニール『世界史』より

     やがて本格的な民間企業が出現するようになってからも、政府の要望や政策はなおも巨大なウェイトをしめていた。利潤の追求は、けっしてそれ自体が目的とはならなかった。日本の会社が求めたのはつねに名誉と特権とであった。工場の支配人は、国は奉仕し、上司にしたがい、部下を訓練し保護することが自分たちの義務だと考えた。そのような姿勢は、何世紀にもわたって日本を支配してきた武士階級の倫理から直接に由来していた。勇...


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    11月

    05

  • 第弐齋藤の発言002

    「この世界は解決を待っている魅力的な問題でいっぱいだ」と「この世界は改善の余地でいっぱいだ」に違いはあるか。あるとしたら何か。ないとしたら何故か。 Twitter STO_002 2010.11.1


  • 2010

    11月

    01

  • タランティーノ『ジャッキー・ブラウン』を観て──アメリカの「坊っちゃん」

     タランティーノ『ジャッキー・ブラウン』を見て、ロバート・デ・ニーロ演ずる冴えない男、ルイスの中に「坊っちゃん」を見た。  また同じタランティーノの『パルプ・フィクション』の主人公格、ヴィンセント・ベガ(ジョン・トラボルタ)もやはりアメリカの「坊っちゃん」だ、と思う。 純真で正直者、直情怪行、けして頭はよくないが自分が正しいと信じていることに基づいて行動し、生きている。  むろん坊っちゃん...



坪井野球

ゲストブロガー

坪井野球

“引用家。”