2008-02-24

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今日は、昼に日本のプレスの為のレセプションがYABUという日本料理店で。
午前中にあった、アカデミー協会で外国語映画賞監督5人のシンポジウムを終えから駆けつけたボドロフ監督と浅野さんが2ショットで会見。
その後監督は朝日新聞の単独インタビュー。この『モンゴル』はロシアにおけるナショナリズムの台頭を意識して撮影したいう事。ロシアでは13〜15世紀「タタールのくびき」といわれるモンゴルに領土の大半が支配された時代があるため、日本のようにチンギ・ハーンは英雄視されていません。それをあえてロシアの監督が映画にしたのは、例えればアメリカ人監督がアラブの英雄を映画化したようなものなのかなと朝日新聞の記者の深津さん。そしてこの映画はアクションだけでなく、友との情と親子の情、そして夫婦の情を描いた作品という事。
その後、浅野夫妻は買い物へ。ということで一人でリムジンに乗りホテルに帰る。異常にストレッチしたリムジンは安いインテリア、ほこりが付いてそうなシャンパングラスとコーラの缶。DVDプレイヤー完備。いつお酒を飲んで、DVDを見るのだろうか。ちっともリッチに思えないアメリカのラグジュアリー。
夜はアメリカの配給会社ピクチャーハウス主催のパーティーへ。会場はハリウッド・セレブ御用足しのシャトー・マーモント。ピクチャーハウスがこれから配給する『エディット・ピアフ:愛の賛歌』グループと一緒に。ただあまりにも長い最後の晩餐のテーブルでの食事のため、マリオン・コティヤールは彼方の席でよく分からず。
チキンかビーフの選択にはアメリカでの狂牛病のリスクを回避するためチキンを。
いい雰囲気のホテルレストランだが、インテリアは結局はヨーロッパのまね。
どうせ歴史が浅いのだから安藤忠信ばりのモダンな建築で勝負すればいいと思うが、アメリカは歴史に憧れているようです。

キーワード:

モンゴル


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浅井 隆

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浅井 隆


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