2015-06-14

監督:村橋明郎 脚本:中西良太 「ある取り調べ」(新宿K's cinema)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

刑事と犯人の密室劇。刑事は中西良太、犯人が佐藤B作。どちらの役柄でもドンピシャ当てはまりそうであるので、逆の役柄でも観てみたい曲者の俳優陣。そして、若手刑事役に、青山真治監督作品常連の斉藤陽一郎。彼お得意の、気怠さと現代的な感覚を持った役柄は、アテガキではないかと思ってしまうほどだ。小劇場で鍛え上げた緊張感と熱い説得力。背負ってきた人生観。中年男の絶望と希望。死と再生…などなどが、90分のドラマの中に凝縮されていて、観ているこちらも思考回路がフルスロットルになってしまい時間を忘れさせてしまう。そして、時たまインサートされる「公園の実景カット」が、様々な回想や人間関係を想像させて、とても効果的に使われていた。もういちど観てみたいと思わせる映画。6月26日(金)まで、毎朝10時半から上映。

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大倉順憲

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