2015-07-10

「レイシスト・カウンター」クラウドファンディングに関して このエントリーを含むはてなブックマーク 

謝罪申し上げます。
「レイシスト・カウンター」は現在、下記のように出演者から指摘があり、現行版を封印しています。

[Forces of Oppression : 映画『レイシストカウンター』について]
http://kdxn.tumblr.com/post/118618041535

今作を作った動機はチラシ、公式Web
http://rcounter.net/ 

映画の冒頭でも書いているように在特会などの排外主義の人種差別デモとカウンターの「どっちもどっち」の意見などはありえず、レイシストをしばき隊(現C.R.A.C.=Counter-Racist Action Collective、対レイシスト行動集団)、プラカ隊、社会的正義から立ち上がった者、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字を取った総称でありセクシャル・マイノリティ)、 サッカーの右傾化を憂えたサッカーファン、K-POP好きの女子高生、右翼/保守の立場から在特会に異議を唱える者、男組、在日の方などさまざまな人たちが路上で声をあげてカウンターしている事実を、こちらもカウンターをする者として知っていて伝えたかったからでした。

今作が撮影や音声、編集など技術的に稚拙なのは上映後トークでも語っているようにこちらが認めるところでもあり、それでもなお伝えるべき内容であると思い2014年10月に始めの編集を終えました。撮影した映画は出演者全員には確認でご覧になっていただきました。その段階で松沢呉一さんと中川敬さんから「作品のクオリティの問題もあり自分の出演シーンは削除してほしい」旨の返信をいただき、削除しました。お2人には削除にはなりましたが撮影させていただいたのもあり、協力のクレジットの許可をいただき協力でエンドクレジットに名前を載せさせていただきました(後に、もう1人の一般人のカウンターの方が収録時コメントと現状に乖離があるためという理由から辞退があり削除しました)。それで出来たのが今作です。野間さんからは幾つか「こう直したほうがいいのではないか」のアドバイスをいただき(「ヘイトスピーチに反対する会」での字幕など)、直しました。

[参考]
http://www.webdice.jp/diary/detail/9982/
http://www.webdice.jp/diary/detail/10147/

クラウドファンディング自体は成立していると認識していますが、このような事態になりましたのでリターンの不履行の申し出のある方には返金したいと思います。人為的ミスが原因と思われるリターンの不履行については、各コレクターの各特典ごとに対応しますのでよろしくお願いします。
また、「レイシスト・カウンター」でリターンの発送がギリギリになり、チケットの送付が遅れたことは再度お詫び申し上げます。以前にメールしたように劇場受付で対応したとはいえ申し訳ありませんでした。
今回は誠に申し訳ありませんでした。

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わたなべりんたろう

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わたなべりんたろう

“「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督・主演コンビの傑作「Hot Fuzz」の公開署名運動をしています。 <Twitter> http://twitter.com/RintaroWatanabe ”