2016-02-12

EGOTO "Eye Of The Dog" 伊藤知宏個展のお知らせ このエントリーを含むはてなブックマーク 

最も寒い時期になって参りましたが、お元気でしょうか?
僕はなんとかやっています。

以下の個展を行う事になりました。

ご高覧の方、どうぞよろしくお願いいたします。

伊藤 知宏 展
EGOTO "Eye of The Dog"

2.22(Mon) - 3.5(Sat) 2016
Closed on Sunday
PM12:00~PM7:00 (Last Day PM5:00)

住所: 〒103-0026
東京都中央区日本橋兜町9-7 SPCビル 3F
Tel: 03-3666-1036
HP: http://www.spc.ne.jp/

 ”絵事”または”EGOTO”と題したこの作品展のタイトルは、本来は”かいじ”と読みます。これは、絵の道と言う意味です。しかしEGOTOは絵空事から来る造語であり、自身は絵師であるという事の意味でもあります。
 また、"eye of the dog"とは、僕のよく使う文章、"人の目と犬の目が一緒になった時に作品が出来ると思う。"から来ています。
 僕は小、中、高校生の間、犬を飼っており、ほぼ毎日散歩に行っていました。散歩をしている間に、野性的で自由奔放なこの犬(名前をシルビーと言った。)が、自分に表意した気分になったりもしました。しかし、秋のある日、僕がヨーロッパに一人旅に行っている時に死んでしまいました。両親は死んだシルビーをすぐに庭に埋めてしまいました。僕は死んたシルビーを見る事はなかったのです。その為、まだ、犬がどこかにいる様な印象さえ持っています。
 野性的な象徴の犬と、理性的で知的な象徴の人間。どちらか1つでは作品はできるとは思えません。2つ合わさって初めて、心に訴えかける作品ができると思います。今回の作品展の作品はこの言葉が似合うと思い、タイトルにしました。
SPCでは10年ぶり、の個展になります。
ご高覧、どうぞよろしくお願いいたします。

伊藤知宏 / Chihiro Ito

作家プロフィール
1980生まれ。阿佐ヶ谷育ちの新進現代美術家。東京、アメリカ(ヴァーモント・スタジオ・センターのアジアン・アニュアル・フェローシップの1位を受賞)、フランス、ポルトガル(Guimaranes 2012, 欧州文化首都招待[2012]、O da Casa!招待[2013]、CAAA招待[2014])、セルビア(NPO日本・ユーゴアートプロジェクト招待[2012、2014])、中国を中心にギャラリー、美術館、路地やカフェギャラリー、畑などでも作品展を行う。阿佐ヶ谷アートストリート、Panphagiaディレクター。東京在住。”人と犬の目が一つになったときに作品が出来ると思う。”
HP: http://chihiroito.tumblr.com/

以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。

キーワード:

chihiro / ito / アート / 現代美術


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伊藤知宏(Chihiro Ito)

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“犬と人の目が一つになったときに作品が出来ると思う。”


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