2008-07-27

シティ・オブ・メン このエントリーを含むはてなブックマーク 

スラムがあると、聞いてはいても、スラムの状況を考えることがほとんどない生活の中で、予告編をみた時に、子供が嬉しそうに銃を撃っているその姿に驚き、「世界で一番陽気な地獄」というフレーズに、友人に銃を向けられた時にみせている表情に、とても関心を持った。
美しい風情の町で起こる若者達の抗争。その様子はどこか映画パッチギ!を思い起こさせる。ただ、圧倒的に違うのは彼らの手に握られているのが銃である事。つまり、争いによって多くの命が奪われる。また、銃は親友の絆さえ撃ち破く。銃が簡単に入手出来る社会の怖さを改めて焼き付けられた気がした。少し時をあけて、もう一度、その陽気さと、哀しさと、孤独と、友情を、捉えなおしてみたい作品だった。

キーワード:


コメント(0)


hiromiks

ゲストブロガー

hiromiks

“映画は何よりもの癒し。”


月別アーカイブ