(- 意身伝心 | 春秋社のwebsiteより引用します。)
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33321-1/
「言葉と身体が引きちぎられるように離ればなれになってしまっている現代、表現者はその両者をどのように獲得することができるのだろうか。」
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』。(http://www.uplink.co.jp/movie/2017/48759)
2017年8月3日にこれをル・シネマで見てから、2ヶ月が経ちました。
人生を変えてくれる映画だ、って感じてから2ヶ月。
つまり、セルゲイと出会って、2ヶ月。
でも、私の人生はほんとうに変わったのかなぁ。。
何よりも良かったのは、
田中泯さんと松岡正剛さんの「意身伝心 - コトバとカラダのお作法」(春秋社、2013)
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33321-1/
これをちゃんと読むきっかけを作れたこと、です。
日本人のわたしが世界を広く、少し奥へ、
ちょっと想像できるようになったこともひとつ増えました。
ウクライナ、そして、スラブのみんなへの愛着と尊敬が
自然に、
私の心に生まれてきたかもしれない、ということです。
そして、
雪が降った朝に、裸でわたしも踊りたい、騒ぎたい、って、
もうすぐ冬がやってくる日本で、わたしは本気でそう思っています。
すごかったなぁ、この映画。本当に。
すごかったんです、セルゲイも。
本物の人間って、なんなんでしょう?
セルゲイは間違いなく、その本物の人間のひとりだって、勝手に思っています。
そのことについては、本当に言葉にできなさそうです。
もしそれができる可能性を追求するなら、
2つしか方法がないです。
もう一度、あの映画を見に行くか、
生のダンスを見にくしか感じ得ないことです、きっと。
言葉にする必要なんて、そもそもあったっけ?
なぜ、ことばにしたいのか、ってじぶんだけの宝物にしたいからなんですよねぇ。
日記につけておきたい。
この日記をまた、いつか再読したときに、思い出したいです、
セルゲイが故郷に戻った時のような、
セルゲイのあの顔を、わたしもできるようになりたいなぁ、って。
あぁ、すごい人はほんとうにすごいなぁ、
絶対に追いつけないけれど、
自分の努力が実ることを信じられる人にもちょっとなってみたい、って思っています。
もう一度、見たいなぁ。
お金、稼がなきゃ。