2008-08-15

今週、そして「さぁーて、来週の『HCCT』わー」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

すっさまじい暑さですね、しかし。最近ほぼ毎日20分くらいの道のりを歩いて往復しているのですが、片道で1kgくらい軽くなってるような気がするくらい汗をかいております。いやーこれは溶ける、ほんとに。

さて、今週から約10ヶ月ぶりにクラムボンのリハーサルが始まりました。今年2回しかやらないライヴが今月に集中しておりまして、とりあえず3人顔を合わせるのも今年で3回目くらい?他人がみたら解散状態ですね、これは。つもるハナシも早々に楽器を触りながら曲をさらってみるんですが、さすが10ヶ月のインターバル。当時すいすい演奏してた曲が、びっくりするところで行方不明になって止まったり、ここ最近の演奏スタイルの変化におのおのびっくりしたりと異様に盛り上がって進行。予期せぬハプニングに3人3様大爆笑しながら、リハーサルは続いております。ホント可笑しいんですが「カラダとココロがはなれ過ぎ」で、ココロでは「いやー、できるかなぁ」とか思って超及び腰なのですが、演奏してみるとカラダはよく覚えてるんです。実際今日で3日目でしたが、意外ともうほとんどの曲の内容が演奏できるんですよね...って、おおよそプロの発言ではないですね、これは。。

ま、そんなかんじで今はメタモルフォーゼに向けて内容をシフト。せっかくのああいうイベントに出るので、僕らも普段と違った面白いことができるかなと模索中です。こういうことを考えてる時の、アタマの裏側がかゆくなる様な感覚は結構嫌いではないです。

そして、そんななか来週の月曜日は『Hardcore "Classic" Tunes』Vol.3、今回も選曲者、そしてこのイベントのマイスター平野芳博氏のマニア汁たっぷりなプログラムになっております。ええ。気になる内容ですが、「お盆休み」ということもありまして今回は『レクイエム特集』!!まだまだ『クラシック経験新一年生』の私にはどんな内容になるか想像がつきませんが、会場である【クムラ】の[JBL 4312B]のスピーカーが悲鳴を上げるような大音量で、蒸し暑い夜を乗り切っていこうと思います。そして、今回は会場のプロジェクターを使い、DVDでの鑑賞もおこないます!!プログラムの詳細はこちら。

『Hardcore "Classic" Tunes』Vol.3 Program『レクイエム特集』

通称「モツレク」。35歳で世を去った「モーツァルト」未完の名
曲「レクイエム」は弟子のジャスマイヤーにより補筆され完成した。現
在最も多く演奏されるのはこのジャスマイヤー版だ。これを基に作曲上
の誤りや不具合等の訂正を施したバイヤー版、更には前者を批判する
モーンダー版、ランドン版、レヴィン版といった様々な解釈のレクイエ
ムが存在する。しかしなんと言ってもジャスマイヤー版はモーツァルト
自身から直接指示を受けての補作という点から価値は高く評価すべきで
ある。今回はこのジャスマイヤー版とバイヤー版のモツレクをまるごと
聴き比べる超ヘビー級企画。

【第1部】(開始予定時間22:00〜、02:00〜)

ジャスマイヤー版 モーツァルト:『レクイエム』ニ短調 K.626

コリン・デイヴィス指揮
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団

ウテ・ゼルビヒ(ソプラノ)
ベルナーダ・フィンク(アルト)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)

これぞジャスマイヤー決定版。モーツァルトを得意とするデイヴィスな
らではの沈着冷静ぶりは流石。第二次大戦末期、英米軍によるドレスデ
ン大空襲による多数の犠牲者を悼む祈念コンサートの模様を収めたもの。

【第2部】(開始時間予定00:00〜、04:00〜)

バイヤー版 モーツァルト:『レクイエム』ニ短調 K.626

ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス&ウィーン国立歌劇場合
唱団

ラシェル・ヤカール(ソプラノ)
オルトルン・ヴェンケル (アルト)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
ロベルト・ホル(バス)

重厚に朗々と鳴り響くジャスマイヤー版が誰しも当然だと思っていた。
そこに一石を投じた歴史的な名演奏。様々な解釈のレクイエムが一般的
に聴けるようになったきっかけと言ってよいだろう。名手アーノン・
クールはバイヤー版を表現する為に古楽器を使用する小編成のウィー
ン・コンツェントゥス・ムジクスという宗教曲には欠かせないラテン語
表記の楽団を結成した。

*開始予定時間は、当日の状況により変わります。

以上、詳しいイベントの内容はこちらから
http://www.webdice.jp/event/detail/347/

ちなみにお店のオーナーであるクムラさんはお休みを新島で過ごし、そこで島の美味しい焼酎を買いつけに行っていたそう。当日はもちろんその新島の焼酎を振る舞っていただけるそうです。

ということで、みなさんお休み中ですのでぜひとも遊びに来てくださーいっ。

キーワード:

Hardcore"Classic"Tunes / Vol.3 / 音楽 / イベント


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