2018-10-31

白石和彌監督「止められるか、俺たちを」(テアトル新宿)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

10月31日(水)12:20 席番J-7 出てくる人たち皆、ガイラさんから長年に渡って噂を聞いてきた方々ばかりで、なんだか他人事には思えない話だった。若松監督へのオマージュと、助監督の女子の話が軸になっているけど、これ、青春物語だ。若松プロの。いや60年代末から70年代初頭の若者たち、誰しも経験したことではないだろうか。切なくもあり清々しい話だった。ガイラさんって、この頃からダジャレばっか言ってたんだなあ。夭折した助監督を演じた門脇麦。いいなあ。実在の人はもちろん知らないけど、きっとこんなカンジだったんではなかろうか。という役作り。いいぞ。あと、こっそりバーのマスター役で出てる吉澤健さん。何もしなくてもいい役者だ。こういう起用の仕方は大好きです。肋骨2本折って観に行った甲斐があったぞ。

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大倉順憲

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