つくづく<雨水>のなくなったのは痛い……
(と、ろくに行ってもいなかったくせに)
思いながらも、
なんとはなしに最近居心地のよさを感じる。地元の別の喫茶店に入ったところ、
おみくじをやっていて、
引いたら大吉だったから、通常その店では一杯1200円もするという、
" 世界一高価で稀少なコーヒー、コピ・ルアク(Kopi Luwak=ジャコウネコ コーヒー)"
というものを、今日は初めて味わった。
しかし、これまでにコピ・ルアクというものを知らず、
そのコーヒーについて説明してある紹介文を読んでも、
今いち、ジャコウネコとそのコーヒーの因果関係がわからなかったので、
「あの、なんでジャコウネコがコーヒー豆を好きで、
それで、独特な香りのコーヒーができるの?」
とかまぬけな質問をし、
説明にとまどったようなお姉さんから、
ジャコウネコのお尻から出てきた糞から採取したコーヒー豆だと知らされ、
一瞬、びっくりしたが、
それで尻込みするのももったいないので
(現に食用化されてるんだし)、
普通のコーヒーと同じくカップに入って出てきたものを飲んでみた。
そうしたら、気のせいかなんだか甘酸っぱい味がしたような。
このコーヒー豆を取るために飼育されているジャコウネコは、
コーヒーチェリーとフルーツだけを食べさせられているそうで、
ジャコウネコさんにおいては、おつとめごくろうさんってとこです。
しかし、そんなものにまで手を出すなんて、人間ってほんとに貪欲、と思ったものの、
このジャコウネコ コーヒーが発生したのにはそれなりのわけがあったらしい。
ここではそこまで書かないけれど(受け売りにしかならないし)、
季節ものみたいなので、猫の日(2月22日)にでも飲むといいかも。