2019-05-08

日本のアニメーテッドラーニング、5/11アニメーション学会でプレゼン このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。
長い、長い黄金週間が終わり、無事に仕事に復帰されましたでしょうか。お疲れさまでした!

さて、「日本のアニメーテッドラーニング」の普及に向け、昨年5月2日に一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ(略称ALL.jp)を設立し、2年目を迎えました。これまでの数々のご支援にこころよりお礼申し上げます。

アニメーテッドラーニング(Animated Learning)とは、アニメーションを学習やコミュニケーションのツールとし、学習者のさまざまな能力を引き出し、自信や積極性を育むメソッドです。
この1年間日本での活動と反響を見て、アニメーテッドラーニングができることは、わたしたちの期待を超えそうなことを感じています。
★ アニメーテッドラーニングの解説とアニメーテッドラーニングらぼの活動概要(PDF)はこちらからダウンロードしてください>> 
http://firestorage.jp/download/3d503dfb8c42aa7f2f84bea00a01a57615ffd10a

今日は、新しい体制とこれからの計画を謹んでご案内いたします。
アニメーテッドラーニングらぼ(ALL.jp)は理事に浪越徳子(なみこし のりこ)さんを迎えました。浪越さんは、デジタルコンテンツ産業の発展に貢献する一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)で長年国内そして国際的な活躍をされており、ALL.jpの理事としてアニメーテッドラーニングの普及にも力を添えてくれることとなりました。

わたしたちは5月11日(土)、日本アニメーション学会教育研究部会・理論研究部会合同研究会で、「アニメーテッドラーニング~アニメーションの活用で、それぞれのアイデアを深め、考えを伝えるメソッドを日本にも」と銘打ったプレゼンをさせていただきます。
会員優先の研究会ではありますが、席に余裕があれば会員外の方も参加できます。ご興味ある方は後段をご確認ください。

子どもゆめ基金の助成を得ることなり、アニメーテッドラーニングらぼ(ALL.jp)が主体的にワークショップの企画運営に携わりたいと思っています。
昨年はパートナーの皆さん方が実験的に実施されたワークショップを支援させていただき、今後もその経験を踏まえ「日本のアニメーテッドラーニング(日本の社会やニーズに適したアニメーテッドラーニング)」を研究開発していきます。

さらに、文化学園大学 造形学部 デザイン・造形学科の昼間行雄教授、荒井知恵准教授と共同研究をさせていただくこととなりました。両先生の情熱そして並々ならぬ経験と深遠な知識を得ながら、ワークショップの実践とともに、テキスト・教材の開発を進めます。

アニメーテッドラーニングはオープンなものです。賛同してくださる方々と共に研究し、普及したいと、「日本のアニメーテッドラーニング スタディグループ(仮称)」を間もなくオンライン上で開始します。
研究者や学生だけでなく、プロの制作者、教育関係者、そして企業家を歓迎します。

アニメーテッドラーニングに興味をお持ちの方は、アニメーテッドラーニングらぼ(ALL.jp)の伊藤へご連絡ください。ご参集をお待ちしております!!
メールアドレス hito@alljp.org

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
日本アニメーション学会理論研究部会 2019年度第2回研究会
日本アニメーション学会教育研究部会 2019年度第1回研究会
合同研究会開催のご案内

下記の通り、理論研究部会2019年度第2回研究会と教育研究部会2019年度第1回研究会を合同開催します。
アニメーション研究、特にアニメーション教育、アニメーション理論に広く関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

会場の収容人数に限りがありますので、事前申込制とさせていただきます。
会員優先とし、席に余裕のある場合に会員外の参加も可とします。

                  記

日本アニメーション学会理論研究部会 2019年度第2回研究会
日本アニメーション学会教育研究部会 2019年度第1回研究会
合同研究会

●日時: 2019年5月11日(土)13時00分~16時30分 開場:12時45分 ※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
第一部 教育研究部会 13時00分~15時10分
第二部 理論研究部会 15時20分~16時30分

●会場: 東京造形大学原宿サテライト/東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
JR山手線「原宿駅」徒歩9分、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分

●第一部 教育研究部会
<発表1 13時00分~14時20分>
タイトル: アニメーテッドラーニング~アニメーションの活用で、それぞれのアイデアを深め、考えを伝えるメソッドを日本にも
発表者: 伊藤裕美/オフィスH(オフィスアッシュ)代表、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ代表理事
発表概要: アニメーテッドラーニングの研究開発と啓発普及を30年近く続ける、デンマークのAnimated Learning Lab(ALL/The Animation Workshop傘下)の活動と日本でも今後展開予定のアニメーテッドラーニングを紹介。
アニメーテッドラーニング(Animated Learning)とは、アニメーション(動画)を主なツールとして、学習とコミュニケーションに用いるメソッド(教授法、学習指導法、学習支援の方法等)とサービス。

<発表2 14時30分~15時10分>
タイトル: 小学校の授業でのアニメーション作りについての考察
発表者: 昼間行雄(文化学園大学)
発表概要: 文化学園大学の文化・住環境学研究所共同研究として、2015年度から2017年度に行なった「美術教育普及活動での映像メディアの効果的な活用方法」での小学生と小学校教員を対象としたワークショップについて紹介する。

●第二部 理論研究部会
<発表 15時20分~16時30分>
タイトル: 実技系大学における講義系授業の近況報告 東京造形大学、文化学園大学を中心として
発表者: 小出正志(東京造形大学)、昼間行雄(文化学園大学)
発表概要: 昨年度までの理論・教育合同研究会における各大学の授業に関する報告に続き、今年度最初の報告は2003年の専攻創設と2011年の小規模なカリキュラム改訂以降、2018年に初の大規模なカリキュラム改訂を行った東京造形大学、大学院も含めて講義系授業の見直しを進めている文化学園大学、両大学のの現状と展望を理論・教育両研究部会主査の両名が報告し、実技系大学における講義系授業のあり方について考える。

●定員: 25名 ※今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
参加を希望される場合は、5月9日(木)23時59分までにご連絡ください、
メールアドレス 11sig_theory@jsas.net
5月10日(金)までに受付確認を返信します。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

キーワード:


コメント(0)


伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


月別アーカイブ