2019-06-28

WAT 2019開幕!1週目のトーク、活発なヨーロッパのアニメーション界 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーション
<ヴィジュアルに、発信する女性たち>
http://www.wat-animation.net/
明日 6月29日(土)、下北沢トリウッドで開幕します!

初日6/29 15:30 Bプロ上映後、日本のドキュメンタリー・アニメーション「Birth」シリーズの若見ありささん、荒井知恵さん、こぐまあつこさん、大橋弘典さん、池田爆発郎さんの舞台挨拶があります。

★ 出産の数だけ生まれるドラマ!総合監督の若見ありささんがシリーズ誕生談をツィートしています>
http://watanimation.blog51.fc2.com/blog-entry-104.html?fbclid=IwAR2j4T-hnNbN4bZZhoGAWMUAMDNIZ4Dv4u5fkyIQQdW_is-bIshS0H21zTI

第1週のトークイベント
★ 7/5(金) 20:10 Aプロ 上映後 
若見ありささん&ドキュメンタリー映画監督 坂上香さん(『Lifersライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』)
海外のドキュメンタリー映画祭で審査員をなさっている坂上監督によると、「2000年代の半ばからすでにアニメドキュメンタリーがサブジャンルとして成立していて、日本では未だに珍しがられる状態」。
若見さんと仕事をされて、アニメーションに広がりを感じたと言う坂上さん。
お二人からどんな話しが語られるか、とても楽しみです!

★ 7/7(日) 15:30 Cプロ 上映後 ◇韓国から来日!
キム・イェヨン監督、キム・ヨングン監督 
『フェルーザの夢とともに』 エチオピアの少女フェルーザの夢を実現しようと奔走した、韓国の監督夫妻のトーク。
本作は韓流ドラマのように軽快ですが、フェルーザが生きる社会の保守性-女子の早婚と結納金を当てにする父親、女性の高等教育や就労機会の壁といった、人権やジェンダーの問題が見えてきます。
日本のわたしたちと無縁の話ではありません。

韓国の監督たちの視線は他人事ではなく、わたしたち日本の社会をも見通しているようです。

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「アヌシー」に例年以上の日本人が出向かれたよう。ヨーロッパのアニメーション界の一部を見聞されたことでしょう。
ヨーロッパのアニメーション界は動いています。

CARTOONのピッチセッションは秋から目白押し>
http://www.cartoon-media.eu/
Cartoon Forum(9月)にエントリーした、TVアニメーションのプロジェクトだけでも幅広さが分かるし、日本の嗜好性との違いを感じます>
http://www.cartoon-media.eu/cartoon-forum/cartoon-forum-2019/discover-the-projects-2019-1.htm

ヨーロッパ・アニメーションのオスカーとも言える、European Animation Awards (EAA)  Emlile Awards(エミーユ賞)のノミネーションは10月18日発表。
11月30日までオンライン投票。エントリーすれば、日本からも投票できます!ただし、対象はヨーロッパで製作されたアニメーション。
https://animationawards.eu/

エミーユ賞でも、ドキュメンタリー・アニメーションが当然のようにノミネートされています!

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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
WAT 2019 <ヴィジュアルに、発信する女性たち>
http://www.wat-animation.net/
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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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