2019-10-29

ウォーキング・スタッフ・プロデュース「三億円事件」(シアター711)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

10月14日(月)14時 E列9番 脚本:野木萌葱/演出:和田憲明
一昨年に続き再見。俳優陣の拮抗した緊張感と漢気溢れる気概。いやあ、脚本と演出が素晴らしいぞ。前回より文句無しに楽しめ没頭した。そういや、芝居に没頭するなんて久しぶりだ。なんだか自分も初心に戻ったようで嬉しい。「ここにひとり女優が入っていたら、どうなっていたのか?」…なんて邪推も出てくる。嫉妬か。亡くなった推理作家の小林久三さんに、生前お話を伺ったことを思い出した。「三億円犯人?ああ、M駅駅前に住んでるよ。地元じゃ三億円御殿って呼ばれてるよ」「先生、その事は警察は知ってるのでしょうか」「もちろん。でももう時効だからね」あの話の真偽は如何に。中西良太さん、痺れる演技と存在で10点。

キーワード:


コメント(0)


大倉順憲

ゲストブロガー

大倉順憲


月別アーカイブ