2021-12-13

ジャン=リュック・ゴダール監督「ワン・プラス・ワン」(新宿ピカデリー)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 土曜日の昼下がり。「チャーリー・ワッツ追悼」のコピーを見てしまうと、ストーンズマニアなら線香の1本でもあげに行かねばならない。いざ新宿へ。すると意外にもロビーに若い女性がたむろしている。あ、「嵐」の映画が掛ってるからか。いい年こいて、何が「嵐ぃ~嵐ぃ~おぅいえぃ~」だ。ビートルズは、20代中盤で、ロックの金字塔「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を作ってるンだぞ。このストーンズは、今の嵐と同じぐらい(たぶん?)30代中盤だぞ。

 愚痴っても、しょうがない。ストーンズの映画はガラガラだった。これが現実だ。
「悪魔を憐れむ歌」のレコーディング風景が見れただけでも、儲けもの。やはり、この頃から、ミックとキースが主導を取っていたのか。ブライアン・ジョーンズは蚊帳の外。ビル・ワイマンなんか、ベースも持たせてもらってない。チャーリーはダメ出しばかりされている。やっぱり、ボーカルとギターなんだな。バンドは。他の時代背景を照らし出す観念的な映像は、よくわからんかった。チャーリー、ありがとう。東京ドームでの雄姿、忘れないぞ。合掌。

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大倉順憲

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