2008-12-11

来夏公演決定!「寺山修司という劇的なるものを超えて。迷宮ー毛皮のマリーのいる風景からの。」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

雨の中、来年の劇場に契約に行った。
今日は、制作をしている1月公演「老人と海」の稽古場にいく。昔、文字で読んだヘミングウェイの「老人」は、この役者さんだったような気がした。
前島幹雄。
まるでそれは彼の言葉のように、次々と言葉が彼の口から溢れた。公演までまだ1ヶ月以上あるのに、この一体感は素晴らしく、楽しみである。
山のような台詞も完璧に入っていた。このひとはただ者ではないな。
これから、さらに練り込まれて完成度の高い舞台になると想った。涙腺がぷるんと震えた。

1月21日初日〜25日まで。
新宿ゴールデン街劇場
2500円
席数に限りがございます。観たい方は是非。

稽古場を後にして、梅屋敷に向かった。雨のアスファルトの道が綺麗だなあと想っていた。京浜急行と並行して、車は走る。
知らない町にいくような、地図をポケットに押し込むような、
そんな場所で、あたしは来年の公演を打つ。
どこへいくのだろう?とお客様が来てくれたら、そこから我が劇団羊のしっぽの世界がはじまる。
サーカスのような、芝居を創る。
小屋主さんと話をした。先日急逝した美術家の宮原さんの古い友達だという社長から、宮原さんが一度起きてきて、「着替えるね」と言って、二階に上がったきり、降りてこなかったという話を知らされた。
涙が溢れてとまらなくなった。無念だっただろうな。そう想った。

来夏公演
七月一五日初日〜二十三日千穐楽 一三ステージ
梅屋敷「Teatro do Sonho  テアトロ ド ソーニョ」

寺山修司という劇的なるものを超えて。迷宮ー毛皮のマリーのいる風景からの。

観客席を揺さぶる。

詳しい情報公開は、四月までお待ち下さい。

見物料 A席 二〇〇〇円/ 桟敷席 一〇〇〇円

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