2008-12-21

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12月17日(水)
 午後、映画美学校第一試写室で、園子温監督の『愛のむきだし』(☆☆☆☆★)を観る。
 受付に、ナヲイさんが居た。サンプル盤DVDで観たのを合わせると東京フィルメックスと今回で三度観ていることになる。それでも飽きない。計12時間をこの作品を観るために当てているわけだが、時間の無駄とも思わない。まだまだ繰り返し観たいと思う。
 最終試写ということもあり、盛況の入り。前の席に山根貞男先生。福間健二監督の姿も。皆さんどう思われたのだろうか。
 終了後、美学校からフィルムセンターに横移動して、来年の「日本映画史横断3 怪獣・SF映画特集」のフライヤーを取る。
 池袋へ移動。古書店で『成人映画 NO.88=1973』購入。1050円。林静一が若松プロで監督した『夜にほほよせ』の特集だったので。
 新文芸坐で内田吐夢『限りなき前進』(☆☆☆★★★)を観る。
 5年前にフィルムセンターで観て以来二度目の鑑賞。ほとんど覚えていたので、評価も変わらない。ほとんど残っている前半がやはり凄い。後半は完全版で観ないと、その真価は判断できない。しかし、狂気は不気味なほどに伝わる。
 Tジョイ大泉で水田伸生『252-生存者ありー』(☆☆★★)を観る。
 『愛のむきだし』や『限りなき前進』と同じ映画であると言いたくない。252の信号を三度も使うだけでウンザリする。

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モルモット吉田

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モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”