2009-01-15

「自閉症」を知りたい人は必見 このエントリーを含むはてなブックマーク 

かわいらしく踊るサビーヌ。
ちょっと変わったところもあるけれど、家族思いのサビーヌ。
元気にバイクを運転するサビーヌ。

そんなサビーヌが、「ここまで変わるのか」というほどの変貌をとげる。
涎をたらし、太り、会話もおぼつかない。
軽作業をしたくないと、だだをこね、攻撃さえする。
しつこく何度も「明日も来てくれる?」と問い続ける。

「自閉症」が今ほど一般的でない時代に、「精神病」と判定され、
精神病院に幽閉され、
数々の薬を投与された。
それがここまでサビーヌを変えてしまったのだ。
健常者が誤飲すると、意識を保てないほどの強い薬。
誤飲した人は「こんなのを飲まされていたら、いつかおかしくなる」とまで言う。

まちがいなく、サビーヌの「異常」は、精神病院によって生み出されたものだ。
「自閉症」への無理解が、一人の美しい少女の人生を歪めてしまった。
この映画は、そんな残酷さを直視している。

無理解とは、かくも残酷なものなのかと、背筋が凍り付いた。
真実を直視する監督の勇気を賞賛したい。

キーワード:

彼女の名はサビーヌ


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ぬま

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ぬま

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