2009-01-17

ヴィジュアルショー“大阪”チーム大募集 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ヴィジュアルショー“大阪”チームを大募集いたします!
いわば大阪での活動拠点の礎のメンバー。
いきなり、なんで大阪かよ!っていうと・・・・

っと、その理由を説明する前に・・・

最近、ナゼこんなにまでして6%DOKIDOKIをやっているのか・・・ましてやファッションだけに留まらず、ナゼこんなに身を削って舞台やイベントまでやってしまうのか・・・。
ここまでこうやっていろんな事やってこれたのは、どう考えても自分の実力だけではつじつまが合わず、ましてや、無茶でもなんでも実行してしまうこの自分の中の強烈な“衝動”というものはいったい何なのか、最近よく考えたりしています。

その中でひとつ確信ともいえるのが、6%DOKIDOKIはこの「原宿」という土地に(ストリートと言い換えてもいい)育ててもらったんだというのがあるんですね。
FRUiTSの青木さんとの対談の時にも(http://jugem.jp/fun/interview/04/?ref=top  )
90年代の当時の原宿のことを思い返したのだけれど、実際ブームのど真ん中にいた自分としては、「あの時代はキラキラしていた時代だった!」なんて、安直に思えない。
むしろ、何も考えない見せかけだけのファッションをする子たちが集まりだした「原宿」に嫌悪感すら抱いていた・・・そして巻き込まれないように必死に踏ん張っていた・・・・それが当時の率直な感想です。
しかし、数ある原宿のイメージに6%DOKIDOKIが上げられる今となっては、自分の感情とは別に、時代とストリートから多大なる影響を受けながら、今のカタチに作り上げられてきたんだという感じがするんです。

さて、本題に戻って、
えっと、大阪に活動拠点を築くことにしました。
それに合わせて“大阪”チームを大募集いたします!

3回終えて、資金的にも体力的にも、もう4回目はできないだろうなって思っていたヴィジュアルショーが、どうやらいろんな方たちの協力で、もう一度実現しそうな雰囲気になってきました。
しかし、このまま、またショーをやっても意味がないんではないかと思うんです。
“ヴィジュアルショー”というもの自体が有名になってお客さんがいっぱい入ったところで(それはそれで重要なことではあるけれども)、決して自分では満足しない。
そして、そこが到達点ではない・・・・。

今回は大阪という所からお話をいただいたというのもあって、ひとつ、時間をかけて壮大な“実験”と“検証”をしてみようと考えました。

4、5年前、6%DOKIDOKIはミニショップという他のお店を間借りするカタチで大阪にショップがありました。しかしながら、商品は原宿から持っていくことができたものの、そのロクパー的スピリッツまでは持っていくことができませんでした。
今考えると、東京で売っていたものをそのまま持っていっただけなのだから、ちゃんとしたカタチで根付くワケがありません。
「原宿」というブランドを求めてくる人には、一時期的には受け入れられたものの、やはりカルチャーとして定着するまでには至りませんでした。
じゃぁ、大阪に合わせて商品も作って持って行けば良かったのかというと、それも違います。
それは外の人が考えた押し付けたモノであって、一時的に数字が上がったとしても、それはカルチャーとは呼べないモノでしょう。
(実はそこが“企業論理”の大本の考え方,そして今の新自由主義の結果なんですが・・・この話は改めて)
きっかけはともあれ、6%DOKIDOKIを謳うならば、その土地で時間をかけて、その土地のモノに変容していく必要があったのだと思います。
結局カルチャーはその土地のもの。
外モノの自分ができることは、そのお手伝いくらいなのではないかと思うんです。

前にも書きましたが、「ストリートから生まれた(変化した)リアリティな文化=ポップカルチャー」だと、ボクは定義しています。

それならば、ヴィジュアルショーというものを大阪という土地で公演するなら、単純に東京でやったものを大阪に持っていくというよりは、大阪独自の大阪バージョンを作らなきゃって考えたのです。

東京から大挙大阪に押し寄せて、「From東京!イェイ!どうだ!」ってやり方もあるのかもしれません。
クラブイベントなんかでそんなんで人が集まって、単純に、東京だ!ワーッ!となっているの見て、ボクは少し違和感を感じます。
東京だって、もともとはいろんな地方から集まってきている土地。
東京がなんぼのもんじゃい。!
うちらはFrom Japan!だ!・・・笑。

そんな訳で、大阪という土地でゼロから出発します。
スタッフもモデルも大阪で募集します。
稽古も製作も大阪で行います。
その先には、大阪での公演も目指しています。

興味ある方はぜひ参加してみてください。
迷ってる方は、1/31の芸創ゼミに是非参加してください。
終了後、懇親会をやっていただけるそうなので、そこで直接お話しませんか?
一緒に大阪を盛り上げましょう!

★募集要項
http://www.dokidoki6.com/GUEST/0902_OSAKA/0902_OSAKA.html

蛇足。
さらにさらにその先には、大阪の土地のみんなが求めるなら、大阪のショップをオープンというのもあるのかもしれません。
逆にそうじゃなきゃ大阪にショップ出さないよ~笑。

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増田セバスチャン

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増田セバスチャン

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