2009-04-02

究極の片想いが起こすミラクルなストーリー このエントリーを含むはてなブックマーク 

青森県を舞台にした、全編津軽弁の映画。
正直、訳がないと、会話を全部理解するのは無理かも。。。

子供がそのまま大きくなったような、落ち着きのない、どこか足りないような気もする青年・水木陽人(松山ケンイチ)。
農業を営み、近くに住む祖母と質素な暮らしをする彼が心を焦がす恋の相手は東京からやって来た保育士、町子先生(麻生久美子)。
初めての一目惚れ。
そこからストーリーは一気に思いも寄らない方向へと動き出す。
町子には、青森に来た目的があった。
それは、自動車事故で亡くなり、未だ首が見つからない元カレが自分をどう思ってたかをカミサマに聞くこと。
色んな噂が飛び交う中、陽人の恋は直球勝負で町子先生に猛烈アタック。
しかし、ある日、畑で遊んでいるうちに起こったある出来事がきっかけで陽人に変化が起こる。
誰も予期せぬ変化に、町子先生の心も揺らぎ始め、ミラクルな出来事を次々に巻き起こしていく。
その展開は予想不可能、思わず笑ってしまうような、ちょっぴりブラックジョークのような、狐につままれたような話に。。。

どこか足らないような陽人が抱いた恋心は、純真そのものなのかもしれない。
人は、本来恋心を抱くととめどなく思いが溢れかえるもの。
それを理性で抑えるか、思いのままに行動して、発言して、後ろを振り返らないか、それが普通の人と陽人との違い。それだけなのかもしれない。
奇想天外な方法であっても、進化を望めば人間だってきっと進化する!
生も死も飛び越えて、常識なんて蹴散らしてしまえ!

ラストは何ともショッキングなストーリーではあるが、確かにウルトラミラクルなラヴストーリー。
誰も思いつかないであろう、こんな話。
温かい青森の人々に、豊かな自然環境、海のそばに家があり、そのすぐそばに田畑が広がる田舎の風景。
情緒に溢れた環境の中で綴られるミラクルなストーリーには度肝を抜かれた。
妙に心に残ってしまう一作。

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しもちゃん

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しもちゃん

“3人の子供を持つパパです”