2009-04-17

2009年4月16日(木) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 昼過ぎに自宅で仕事の打ち合わせ。担当者が帰った後も仕事。
 夕方、新宿TSUTAYAに延長したDVDの返却へ行き、上野オークラで、いまおかしんじ監督の『獣の交わり 天使とやる』を観るべく向かうが上映時間に間に合わず断念。最終日というのに。仕方なく渋谷へ出て109でミニシアター共通券を購入し、『アライブ』と『バサラ人間』を連続鑑賞するべく、まずは旧シネアミューズに向かうが、旧アミューズCQNでの上映と知り、上映時間に間に合わず。ヒューマントラストシネマとか改名したものだから、どっちでやってるか分かり辛い。そうなるともう鬱々たる気分がぶり返して来て、渋谷の人の多さにも辟易し、渋谷で映画を観る気を急激に失くす。井の頭線で吉祥寺へ向かい、知り合いの某女宅へ荷物を取りに行く。金がない、ご飯を食べてないという訴えに千円渡す。
 古書店に立ち寄ると、『山中貞雄作品集』が置いてある。発売から11年、欲しい欲しいと思いつつ、一万円という定価になかなか決断できず、とうとう書店からも見かけなくなった。古書価格でも高い本なので、どうかせめて半額になっていてくれと思いつつ、箱から取り出して裏の価格を見ると六千円也。高いが、これ以上安くは入手できない気がする。山中貞雄生誕百年だし、現存しない作品も含めた全脚本作が収録されているのだから買わねばなるまいと購入する。
 阿佐ヶ谷に向かい、ラピュタ阿佐ヶ谷で『暴行少女日記♀』(☆☆☆★)を再見。向井寛の構成は今回の特集の他の監督の作品に比べてはるかに入り組んでおり、その分、映画らしさを存分に感じる。
 終映後、観に来ていた脚本家の港さんとお茶飲みながら雑談。今日、港さんの脚本作『獣の交わり 天使とやる』を観るつもりが見逃していたので偶然に驚くと言うか、流石に気不味かったが、直ぐに話に興じてしまう。やっぱりモノを作っている人との会話は面白いと思う。お陰でここ数日の鬱々たる気分が晴れる。

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モルモット吉田

ゲストブロガー

モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”