2009-04-19

The Naked Kitchen このエントリーを含むはてなブックマーク 

オープニングが始まった途端に、「あ、この映画好きだな」と思いました。カラフルでおいしそうな料理、おしゃれなインテリアと、可愛い女の子、愛情が満ち溢れている夫婦のやりとり。年上の旦那さんであるサンインの人柄の良さ、天才シェフのドゥレのセクシーな魅力と女の子が好きなものが盛りだくさんの映画でした。既婚者の三角関係という題材は重いはずなのに、後味良く爽やかに観ました。

ラブシーンを見て思ったのは、韓国人の愛情表現は、日本人よりも欧米人に近いと感じました。日本映画のラブシーンにはない色気があり、とても自然体で好感が持てました。

まず、主人公のモレの可愛いこと!一目見ただけでは、すごく若くも見えるけど色気のあるとってもかわいい女優さん。表情も豊かでピュアで、それなのに全く嫌味がない。あんな可愛い子に兄のように慕われて嫌な男子はいないと思います。その純粋なモレが既婚者であるのにも関わらず、同棲中のドゥレに恋してしまう。ドゥレを演じているチュ・ジフンくんが、今までのミステリアスでクールな印象とは違い、等身大の可愛い男の子を演じています。モレとデゥレ、それぞれの恋心がもどかしくて切なくて、劇中に何度も悶えてしまいました。

起こった出来事や結果や世間体がどうであれ、その人個人が幸せに暮らしていくことが大切なんだな、と思わせてくれる映画でした。フィクションの中にも愛情が感じられる作品でした。

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aym

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aym

“映画、ドーナツ、サンドイッチ、ソイラテ。 好きな香水は、marc jacobsのblush。”


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