2009-06-19

割といい誕生日&『そして、私たちは愛に帰る』 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 昨晩は深夜に夕食を食べてから、『ヨコハマ買い出し紀行』、『同ーーQuiet Country Cafeーー』、そしてたまに無性に観たくなり、酒を呑みながら観ると、決って号泣し、呑み過ぎてしまう、世界名作劇場の『トラップ一家物語』とDVDをハシゴ。やはり『トラップ』を観たら号泣し、呑み過ぎてしまいました…。

 今日(18日)は夕方、四ヶ月ぶりに床屋に行き、野武士のようになっていた髪を切り、伸び放題だった髭を整えてスッキリ。その後下北でオーガニックの珈琲豆とほうじ茶、黒パンを買ってから、ウォーキングで下高井戸へ。

 東松原駅の近くで、久しぶりに人懐っこい猫さんに遭遇。メスなのに、五、六キロはありそうな、大きな猫でしたが、話かけると「ニャー」とお返事し、背中を撫でると、アスファルトにゴロンゴロン(笑)。頭や鼻の脇や喉を撫でると嬉しそうにグーグーと喉も鳴らしてくれました(笑)。かーわーいー。もう最高〜。本当に久しぶりに猫さんと遊べて、とっても嬉しかったです。格別の誕生日プレゼントになりました。

 猫大好き、ニャジニャジ(笑)。

 その後下高井戸シネマで、『そして、私たちは愛に帰る』(原題“The Edge of Heaven. Auf der Anderen Seite”、監督・脚本:ファティ・アキン、出演:バーキ・ダヴラク、ヌルギュル・イェシルチャイ、ハンナ・シグラ他、ドイツ・トルコ、2007年)を観賞。二時間と上映時間が長いことも災いしたのか、ガラガラでした。

 http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/index.html

 細かいストーリーは上記サイトに譲って、個人的に印象に残ったことを少し。ドイツ生まれのトルコ系の若い監督によって、トルコは、政府当局は勿論、一般市民レヴェルでも非常に権威主義的で排他的で、息苦しい国として描かれていたこと。同時にトルコの反政府組織も、メンバー間には不信と冷淡が支配する、非常に居心地のわるい集団として描かれていたこと。それとは対照的な、三組の親子の間の、根底に流れる強い情愛。そして制作側も主眼の一つに置いていたと思われる、娘の死の原因をつくってしまった反体制派のトルコ人女性への、ドイツ人の母親の赦しと愛。

 上記のトルコ人女性と、偶然彼女と知り合い、彼女を自宅に匿う、ドイツ人女性が、性的関係を持つに至るシーンは魅惑的。ラディカルな彼女がレズビアンなのは、トルコの権威主義的な男性に対する監督の嫌悪感から来る設定なのか。

 よく練られ、作り込まれた佳作だと思った。

 上映終了後、ウォーキングで途中笹塚で、お気に入りのニーズのチーズを買ってから帰宅。

 ちなみに、今日(18日)、起きてから夏蜜柑一個しか食べてません。腹減った〜(苦笑)。今からパスタを食べます。

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知世(Chise)

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知世(Chise)

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