2009-08-20

2009年8月19日(水) このエントリーを含むはてなブックマーク 

 打ち合わせ。まあ、具体的に動くかどうか。仕事。
 一端帰宅してから夜、自転車で阿佐ヶ谷まで。ラピュタ阿佐ヶ谷で鈴木則文『恐怖女子高校 暴行リンチ教室』(☆☆☆★★★)を観る。海外盤DVDで以前から出ていたのでDVDでは観ていたがフィルムで観るのは初。やはり素晴らしい。終盤の学園の崩壊には心底恍惚感に包まれて画面を見つめる。次々と火が放たれる中で国旗にも火がつけられるのには感動。『女学生ゲリラ』のジャズアレンジ『君が代』や本作の徹底した反権力の姿勢にピンク映画や企業のお色気映画の枠で石を投げる映画作家の姿勢に襟を正す思い。
 帰宅すると、注文しておいた古本、四方田犬彦『星とともに走る 日誌1979-1997』が届いている。千円と少し。今、読んでいる本を読み進める内に四方田犬彦の日記本があったことを思いだし、前々から買おうとしていたのでこの際だから注文する。2刷なのに相変わらず映画のタイトルなどパラパラとめくっただけで誤植を見つけてしまうのは御愛敬。『蜘蛛之巣城』『マルカムX』とか。しかし、それでも面白い。直ぐに読み耽ってしまう。

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モルモット吉田

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モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”