2009-08-24

カーアクションに心躍りました。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

「TAXI」程の派手さはないですが、やはり、カーアクションにはEUROPACORPならではのスピード感があり心が躍りました。ハイウェイでガンガン飛ばすシーンを見た後で車を運転するのは注意が必要です。帰りは車ではなかったですが、帰り道を飛ばしている気持ちになりながら軽快に帰路につきました。また、盗んだ車を「走り」に耐えられるよう改造するシーンなどがちらっと入ってたりして、マニアックなシーンもあり楽しめました。

本編は、潜入捜査官の活躍を事実に基づいて描いたのもですが、ちょっと「インファナル・アフェア」シリーズを思い起こしました。本格的な潜入捜査をするにあたって「教育」していくシーンは、フランス警察ならではのものでしょうか。無条件でのしごきとそれに耐えぬいて成長していく姿は、ある意味体育会系ののりで厳しさの中に優しさありといった感じがしました。また、捜査本部のシーンは、現代の実際の捜査設備に忠実なのでしょうか、コンピュータやネットワーク、衛星を使った追跡システムが再現されており、感心した反面、怖いなと思いました。一方、麻薬組織の方は、大麻の栽培と収穫はリアリティがありましたが、全体的に今一歩踏み込んで描いてほしいところでした。

個人的には、映画を観る前に積極的に Web やチラシを見たりして予備知識を入れずに映画鑑賞に臨むことにしています。今回は、結局、"GO FAST" の意味が最後まで分かりませんでしたが、帰り道、チラシを見て初めて意味がわかりました。その後、Web で調べた結果、麻薬がらみだとチラシの意味以外に複数の意味を持つことが分かり、ためになりました。

全体的にストーリは荒荒で先が読める展開が多かったですが、一部マニアックなところが心をくすぐるまたは躍らせ、楽しめました。また、最後の最後に、ちょっとラブなシーンがありお茶目でよかったです。

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