2009-10-31

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東映試写室で観賞。

冒頭5分は音声だけの画面なし。まだ未完成だとは思いましたが、なにやら

・・・不思議な感じでした。

2005年カンヌ国際映画祭正式招待作品「バッシング」、2007年ロカルノ国際映画祭グランプリ賞「愛の予感」の監督、小林政広監督作品。

カメラがただひたすら1少年を追いかける。なにかドキュメンタリー映画のような感じ。やや見ずらい感じを受ける人は多いかも・・・ただそれがこの1少年と世間の感覚のような、刹那的であり悲観的であり、残酷であり悲観的の全貌であるように感じる。

ごく普通の少年が貧しさゆえ、夢破れ生きていくのもやっとの様は胸が掻き毟られるような感覚・・・・その残酷さはこの映画終了まで続く。あまりの孤独感とそれでも負けないように生きる。。。でも心は半分折れかけて・・・・痛い。

今の世の中でないとこの現代感はさすがという作品ですが、「もう一度見たいか??」と聞かれたら、その圧倒的は存在感に勝てない自分がいて「ハイ」と答えられないかも。

ただこの主人公の小林優斗君は痩せた風貌、鋭い眼光、物憂げな表情・・・悲しいくらい「亮」に成りきっていた。拍手!!!

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kiko

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kiko

“この試写に行きたくて応募しました。”