今までは、美しいルックスに物語の中で愛される女性がヒロインとしてよく描かれていましたが、
この作品はすべてにおいて型破り！！
ヒロイン リスベットは、１５０Cmという小柄な体に鼻ピアス、全身タトゥー。
その容姿は、「守ってあげたい・・・」というよりかは「守っていただきたい」（笑）という気持ちさえ起こってしまう特異さを表しています。
また、物語の中には、目を覆うような虐待シーンも描かれ、これがまた今までには目を背けられていた内容なのでは？？と思わせる、すべてにおいて型破りな物語でした。
主人公のルックス、物語の暴力的なシーンばかりがまず目につくものの、ストーリー展開がぎゅっと詰まった果実のように、内容が濃い！！
物語の中に隠された人間関係の複雑さや人間のダークな面をじわじわと暴いていくストーリー展開が、見ている私たちをクギづけにします。
「よくこれだけの内容を凝縮して１作品にしたなぁ・・・」と感心するくらい、内容は濃いです。
見終わった時に、この新鮮さと凝縮した内容についていくのがやっとだったので、
私自信大満足でした。
たくさんの作品を見ている映画ファンにとっても、この作品は新鮮さを覚える楽しみな１作なのではないでしょうか。
