2010-01-17

パリのエスプリとシャネルを堪能できます!大人の女性必見の映画! このエントリーを含むはてなブックマーク 

「花の香りではなく女の香り」を求めたシャネルNo.5誕生物語。
一大帝国を築いたファッションのカリスマがどういう愛を生きたのか、どうやって感性を研ぎ澄まして新しく香水やバレエの衣裳などを手掛けていくのか、その過程を描いています。

1913年「春の虐殺」という新聞見出しで有名なバレエ『春の祭典』初演で映画が始まります。ストラビンスキーの才能を認めたシャネルは、1920年に支援しているディアギレフの紹介で亡命中の彼に支援を申し出ます。映画の中心は革新的作曲家とパトロンであるデザイナーの才能のぶつかり合いと感情のせめぎあい、ほとばしる情熱を作品に昇華させていきます。実業家として成功の傍ら肉親の絆は手に入れることができなかったリッツホテルでの彼女の孤独が深みを与えてくれます。

時代の最先端を行く自立したファッションのカリスマをアナ・ムラグリス好演です。シャネルの信念がそのアナの声・姿で表現され、シャネル好きにはたまりません。オトナの女性必見の映画です。
天才作曲家を演じるマッズ・ミケルセンのセクシーな仕草や表情、立ち居振る舞いもたまりません。セクシーな背中、引き締まったウェスト、さすが元プロダンサーです。
どの映像からも音楽とパリの香りが漂う芸術作品のような映像も醍醐味のひとつ。シャネルの纏うカール・ラガーフェルトデザインの衣裳、シャネルの邸宅のインテリアとルネ・ラリックの装飾品も見事!

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snow2012

ゲストブロガー

snow2012

“宜しくお願いします。”