2010-03-07

レイクカウンティー上映一日目。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

シカゴから運転すること2時間・・・すごい田舎の町で「レイ、初めての呼吸」を上映するため出かけたはいいが、こんなとこまで人がくるのかという片田舎での上映となった今年のレイクカウンティー映画祭。不景気でどこも予算がないので、今年の上映場所がダウンタウンンから移動となったということ。それにしても、遠すぎる!道に迷うし、人の気配がないし、不安をかかえながら、会場へ向かうと、レッドカーペットに、お迎えに!なんてなくて、上映時間も30分以上の遅れで開始と上映室変更で開始された。上映前に、お客さんから既に質問が飛ぶ「なぜ此のテーマを選んだのか?」「日本での反響は?」「映画を見てもらってから」とだけ言い残し、上映室を出た。映画が終わってからの反応はみな一同に「胸を打たれた」としばらく沈黙が流れた。一人の女性が「こういう事件がどこかであったのか?」と聞いてきた。それを機に皆が質問をしてくる。沖縄の存在や、米軍基地問題、今の普天間移設問題まで・・・会場のお客さんはそれらについて何も知らないのだ・・・
なんだか、異文化の紹介に来ているみたいだと感じさせられた。それでも、映画を通じて、何かを感じ取ってもらえたこと、上映後の皆の感慨に耽る表情は何ともいえないが、映画のメッセージが何らかの形でお客さんに届いたという実感をもとに上映一日目を終えた。そして、DVDも購入してくれたこと!これはうれしいなあ・・・

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Junko

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