2010-05-07

今年はレジス・カンポです このエントリーを含むはてなブックマーク 

昨年のエディットのコンセール・ポルトレが終わるより先に、今年のカルチエ・デテの準備は着々と(?)進んでいた。ミレイユから紹介された作曲家のひとり、マルセイユ生れのレジス・カンポ。その後の綿密なリサーチの結果(嘘です)、彼に白羽の矢がたち、エディットのコンサートが終了するやいなや、カルチエミュジコの黒幕アドミは、彼に会うために、フランスへと飛んだのだった。本当はアヴィニヨン演劇祭のついでだったともいわれているが。

レジスはマルセイエーズですよ、あろんざんふぁんどぅらぱとりー…。愉快とか陽気とかユーモアとかいう言葉が散見される、彼のプロフィール。youtubeやらCDやらで彼の作品を聴くと、やっぱりなんだかそこはかとなくポップな響き、そしてイケメンにーさんな風貌。ついにカルチエ・デテもブレイクか?という無謀な期待に胸がふくらむ。いや、別にブレイクはしなくていいんですけどね…。

ともあれレジスは委嘱を引き受けてくれて、続いて今度もコンセール・ポルトレか?プログラムはどうする?という話が進んでいった。レジスからのリクエストのひとつが、弦楽四重奏曲第1番。ほほー、そうきたか…っていうこのへんの事情はカルチエブログに一応書いてあるんで、そっちを読んでくださいまし。
カルチエ・デテ2010トピックス http://quartiersmusicaux.blog77.fc2.com/blog-category-8.html

レジスのことは前からいろんなところで話題にのぼってはいた。たしかリヨンのレ・タン・モデルヌの連中とかも話してたし、ほかにもフランス人の音楽家とか、フランスで勉強した作曲家とかとから、レジス・カンポという名前はよくきいた。そして必ず、奥さんは日本人でピアニストで…という説明もついてきた。

彼女は阿部加奈子さんといって、指揮者としてフランスでご活躍中の、ピアニストでもあり作曲家でもある。彼女といずれ連絡をとらねばと思いつつ、実はついこのあいだ、ようやくコンタクトをとったのでした。そしたらなんだかすごい人で、いや素晴らしい人で、才色お笑い兼ね備えた、ヴァイタリティ溢れるマエストロ。mixi、facebook、mixiなどをフル活用して、精力的に楽しく自分の音楽活動を発信していらっしゃる。mixiではレジス・カンポのコミュニティもたちあげて、あららーご挨拶するより先に、レジスのコンサート・ポルトレの案内まで出してくださっている。かたじけなさに涙こぼるる…。アカウントもっている方は、bakanakov(twitter)、アホーヤ・バカナコフ(mixi)、kanako abe(facebook)を探して、彼女の音楽愛を垣間見てください。

そして6月19日は、お二人とも日本に来てくれることになっています。

こちらもtwiiterやFacebookでも宣伝中。
宣伝とは、必ずしも商業主義にあらず、字義通りの「宣り伝う」行為であると、なかなかわかってもらえなかったりする。ま、いいんだけどね。レジス・カンポの2つの作品の世界初演が横浜で行われることになった、このたまさかの機会に、レジスを知っている人も知らない人も、現代音楽ファンもそうじゃない人も、現在進行形の音楽創造の一場面にちょっくら出会っていただければと思うのである。
というわけでよかったらフォローしてください。http://twitter.com/nobobon
こっちもよろしく。http://www.facebook.com/group.php?gid=349961594324

ではレジスとのお近づきのしるしに聴いてください。




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