2010-10-08

デジタルコンテンツEXPO開催、10月のフォーカスイベント このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

今日は“寒露”だそうです。一ヶ月前の酷暑が嘘のように凌ぎやすくなりました(冷暖房いらず、電気代が助かるぅ!) 暦の上では菊が咲き始める頃合い。今年はまだキンモクセイが芳しいですね。

世界のアニメーションシアター WAT2010の準備を進めています。
家庭内暴力の犠牲と親子による克服を描いた、ノルウェー作品『アングリーマン~怒る男~』の字幕制作のため、ノルウェー語通訳・翻訳家の青木順子さんにお会いしました。
青木さんは、アニメーションの原作となった絵本の日本出版を検討されています。
アニメーション公開と絵本出版、両輪で「アングリーマン」が訴えること「多くのこどもにとって、家庭は安全ではない」・・・独りで我慢しないで、「助けて!」の声を挙げよう、そして周囲がこどもの犠牲をなくそうと、広まることを願っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61250468.html

欧州連合代表部のEメールニュースレターによるWAT2010開催告知が始まりました。
このニュースレター、EUと加盟各国のさまざまな動向をお知らせしてくれるようです。
大学生向け交流サイト『EUサークル.jp』とかもある。
駐日欧州連合代表部は、Economist(政治経済部)の採用情報とかもある(笑)。
アニメーション、映像業界の動向や社会情勢のキャッチにご活用くださいな。
毎週届くには購読者登録が必要:
http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/subscribe/

(1)デジタルコンテンツEXPO(DC EXPO) 2010、10月14日~17日
(2)ユニジャパン エンタテインメントフォーラム、10月25日~27日
(3)東京アニメフェア2011 第9回CREATOR’S WORLD募集締切、11月1日
(4)東京アニメフェア2011 コンペティション募集、10月12日~11月30日
(5)オタワ国際アニメーション・フェスティバル、日本インディーズアニメーション特集上映
(6)WAT 2010上映作品、北欧賞受賞
(7)WAT 2010 ケベック特集の出品スタジオ紹介をアップしました

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(1)デジタルコンテンツEXPO(DC EXPO) 2010、10月14日~17日

デジタルコンテンツ協会と経産省が主催する、「デジタルコンテンツEXPO(DC EXPO) 2010」が10月14日(木)~17日(日)から、日本科学未来館&東京国際交流館で開催されます。

見どころが届きましたので、お知らせします:
○ ARや3Dなどの最新技術の展示、各種教育機関からの発表
○ インターネット放送のワークショップや、外国人アーティストによるステージ
○ 昨年好評を博したヒューマノイドロボット「HRP-4C」がよりパワーアップしての登場
○ シンポジウムは、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏、「モンスターズ・インク」等でのキャラクター表現技術でアカデミー賞を受賞したピクサーのMichael Kass氏らを迎え、クリエティブ、マーケティング双方からのアプローチについての講演
○ お馴染みとなった「アニメーションマスタークラス」も実施

今注目のシンポジウム、セミナーはこれ!
『3Dコンテンツ元年』
→モーニング娘。登壇決定!

匠(たくみ)賞受賞記念講演
『芸術と科学のインタラクションが生みだした美と楽しみの文化』
→メディアアートと共に歩まれた先生の研究・創造活動の歴史

『ガラパゴスで世界へでていく』
→グローバル市場での競争力とは何なのか、日本人に、日本企業に必要なものは何か!?

各シンポジウム/セミナー/トークセッションについて事前予約を受付中です。
開催内容や事前予約は公式サイト>>http://www.dcexpo.jp/
会期中イベントカレンダー>>http://www.dcexpo.jp/schedule/

それから以前からお知らせしている「東京コンテンツマーケット 2010」も、10月13日(水)、14日(木)、15日(金)、東京ビックサイトで開催ですね。
詳しくは公式サイト>>http://www.cmtokyo.jp/2010/

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(2)ユニジャパン エンタテインメントフォーラム、10月25日~27日

前回のHNewsで募集お知らせをした「アニメ・スピードピッチ in Tokyo 2010」は、ごめんなさい!募集期限が終わっていましたね。
代わりに、事前登録すれば誰でも参加できるフォーラム(有料)のお知らせです。
「ピッチングの極意:北米市場売り込みのための戦術指南」
■概要:ピッチングは米国エンタメ業界のクリエイターにとっての必携スキル。
「ア二メ・スピードピッチin Tokyo 2010」に参加した、北米アニメーション業界のベテラン企画開発プロデューサーたちが、北米デビューを志す日本のクリエイターたちの熱いピッチを受け、その秘密の一端を伝授する!
■出演:ジェイ・バスティアン/ワーナー・ブラザーズ・アニメーション、Vice President of Original Series
デレック・リーブス/コーラス・エンタテインメント/二ルヴァナ、Manager of International Co-Production
カーティス・レラッシュ/カートゥーン・ネットワーク、Director of Comedy Animation
モデレーター:海部正樹/Wowmax Media, L.L.C. 業務執行社員/CEO
■開催日時:10月27日(水)10:30~12:00
■開催場所:政策研究大学院大学 想海樓ホール
■申込>>http://www.uef.jp/program/27.php

ユニジャパン エンタテインメントフォーラムの開催概要>>http://www.tiffcom.jp/2009/u_file/u_f_1035979791.pdf

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(3)東京アニメフェア2011 第9回CREATOR’S WORLD募集締切、11月1日

第9回CREATOR’S WORLD(クリエイターズワールド)が参加者を募集中です。
これまでに8回開催し、独立系クリエイターのメジャーへのキャリアアップを支援してきた「クリエイターズワールド」。
出品経験者の「アドバンス」コーナーに加え、初参加者のコーナーも要注目。

出展のメリットは、昨年実績で28カ国から来場するビジネス客へ直接売り込みができること。
つまり、アニメ専門のプロしか来場しない展示会だから効率的なんですね。
しかも、クリエイターズワールドのミニステージで新企画の発表もできます。
世界進出をしたいクリエイターなら、このチャンスを逃すのは惜しい!

募集要項、詳細は公式サイト>>http://www.tokyoanime.jp/ja/creators_world/entry/

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(4)東京アニメフェア2011 コンペティション募集、10月12日~11月30日

来年10回目の記念開催となる「東京アニメフェア2011」(http://www.tokyoanime.jp/ja/)が、12日からコンペティションの公募を開始します。
このチャンスも逃さずに・・・
募集要項、詳細は公式サイト>>https://www.tokyoanime.jp/ja/award/point/

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(5)オタワ国際アニメーション・フェスティバル、日本インディーズアニメーション特集上映

10月20日から、カナダの首都オタワで始まるオタワ国際アニメーション・フェスティバル(https://www.animationfestival.ca/index.php)で日本のインディーズアニメーションの特集が組まれています。
以前お知らせしたとき、開催日を9月20日からと間違えていました。ごめんなさい。

しかも、審査員には、アニメーションアーティストの米正万也さんと和田淳さんが招かれています。(https://www.animationfestival.ca/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=141&Itemid=775)
和田さんは、大山慶さんといっしょに特別上映も組まれています。https://www.animationfestival.ca/index.php?option=com_oiaf&task=showevent&i=647

アメリカのアニメーション専門誌Animation Magazine Onlineがハイライトとして伝える作品上映:
• オスカーノミネート作家 山村浩二さんの『頭山(Mt.Head)』
• 岡本忠成さんの『おこんじょうるり(The Magic Ballad)』
• 先日急逝された、川本喜八郎さんの『鬼(Demon)』
• 久里洋二さんの『LOVE』
フェスティバルディレクターのChris Robinsonさんは「しばしば“インディ”として紹介される日本の(アニメーション)映画は、その後継者の確実な国際的評価の基礎を残した、独立系作家により制作された、質の高い作品である」と評しています。

日本のアニメーションの数々が2つのプログラムで上映されます。
Secret World of Japanese Indies Part 1  https://www.animationfestival.ca/index.php?option=com_oiaf&task=showevent&i=651
Secret World of Japanese Indies Part 2  https://www.animationfestival.ca/index.php?option=com_oiaf&task=showevent&i=652

オタワまではなかなかいけませんが、興味あれば、公式サイトをチェックしてください(https://www.animationfestival.ca/index.php)。

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(6)WAT2010上映作品、北欧賞受賞

海外アニメーションシアター WAT2010で上映する2作品が、北欧のNordisk Panorama Awardを受賞しました>>http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61223594.html

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(7)WAT 2010 ケベック特集の出品スタジオ紹介をアップしました

カナダ・ケベック州のモントリオールを拠点にアニメーションなどの制作を展開するスタジオ5社の紹介をアップしました>>http://www.caf10.net/caf11th_studio.html

いずれも、国際的なビジネス&制作経験に長けたプロデューサーがおり、来年の東京国際アニメフェアへの出展を機に、日本とのパートナーシップ強化、さらには国際共同制作を希望するスタジオです。
175カ国に販売された、カナダの大ヒット・キャラ「トゥーピーとビヌー」から、現在制作中の最新作シリーズまで、日本で見る機会の少ない「カナダのTVアニメーション」=世界市場の成功者をご紹介します。

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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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