2010-11-05

世界のアニメーションシアター WAT2010 初日 監督舞台挨拶決定 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

「世界のアニメーションシアター WAT2010」の初日11月13日(土)に、イザベラ・プリュシンスカ監督の舞台挨拶が決まりました。
プリュシンスカ監督は、ベルリン=ポツダムのHFF映画スクール留学時代の『ジャムセッション』でベルリン映画祭銀熊賞を受賞し、ヨーロッパでも注目される若手アニメーション監督の一人です。
詳しくはこちらをご覧ください>>http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61344482.html

世界のアニメーションシアター WAT2010>>http://homepage1.nifty.com/tollywood/2010//wat2010/wat2010.html

WAT2010予告>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/61293597.html

(1)古川タク 「東京観光展」 開催中
(2)横浜ドイツ・フィルム・デイズ-ベルリン&アニメーション、11月12日~14日
(3)緑色粘土の「ガンビー」DVD発売
(4)和田淳と世界のアニメーション、11月20日~26日
(5)故・川本喜八郎監督の追悼企画、各地で開催中
(6)立川親と子のよい映画をみる会、『ブタがいた教室』上映、11月23日
(7)DCAJセミナー「3D映像制作講座」~今だからこそ、押さえておきたい3D映像制作の要点~

★★茶処いとう★★
埼玉のマスコット、コバトンと楽しむ、「おいしい緑茶(日本茶)の入れ方」連載中です。
http://blog.livedoor.jp/asaka_chadokoro/

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(1)古川タク 「東京観光展」 開催中

日本ポルトガル修好150周年プロジェクトとして、東京工芸大学古川タクゼミの「南蛮屏風アニメーション」をリスボンとポルトで展開された、古川タクさんの“夕刻にオープンする展覧会”東京観光展が開催中です。
タクさんの東京10景は、たのしいだろうなぁ。

■会期:12月28日(火)まで 17時~23時(祭日休廊)
■会場:芝パークホテル別館1F ギャラリーラウンジ http://www.shibaparkhotel.com/restaurant/

内容はこちら>>http://www.art-life.ne.jp/creator/artist_top.php?artist_id=C0006

古川タクのおもちゃ箱 ブログ>>http://takufurukawa.jp/blog/

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(2)横浜ドイツ・フィルム・デイズ-ベルリン&アニメーション、11月12日~14日

ベルリン&アニメーションをテーマにした映画祭が開催されます。
わたしも08年に再訪したベルリンは、どんどんアーティストが集まり、アート的活気に満ちていた。
アニメーションの作家も、住みやすくて(家賃が安い)、創りやすいということで集まっています。

今回は、ベルリン在住の女性アニメーション監督イザベラ・プリュシンスカさんが特別ゲストとして登場。
10月13日(土)にトーク・イヴェント、14日(日)に「ベルリンの野うさぎ(Esterhazy)」の上映があります。

トーク・イヴェントには、アニメーション監督の眞賀里文子さんと、東京芸術大学大学院アニメーション専攻非常勤講師のイラン・グェンさんも加わり、「ベルリン&アニメーション」と発展話しをしていただきます。司会は私、伊藤です。
眞賀里文子さんは、日本の立体アニメーション作家の第一人者。TVで数多くの作品やCMが放映されてきました。現在は、アート・アニメーションの小さな学校で後進の指導もあれています。
ポーランド出身のイザベラさんもクレイアニメーション作家。日本とドイツ/ポーランドの違いも聞けるでしょう。

イザベラさんの作品のほかにも、ドイツのアニメーション特集2つ、実写映画、ベルリンDJのプログラムが用意されています。

■会期:11月12日(金)~14日(日)
■会場:MOVIX本牧(横浜・本牧) http://www.shochiku-eigakan.com/guide/mxhon.htm

詳しくは公式サイト>>http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja6728728v.htm

イザベラ・プリュシンスカ>>http://blog.livedoor.jp/officeh_notebook/archives/51574299.html

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(3)緑色粘土の「ガンビー」DVD発売

先日閉幕した上海万博マスコット「海宝(ハイバオ)」の盗作騒ぎに巻き込まれちゃった、Gumby ( ガンビー)のアニメーションがDVD「ガンビー ベストセレクション」で蘇ります。
緑色の粘土でつくられたガンビーは、1950年代からアニメーションとなり、TVや映画で35年も続いたベストセラーです。
キャラクターは、ぜったいにどこかで目にしていますよ。
海宝がクリソツかどうかはともかく、ノリの良さはベルギーの「Panique au village」(2000年~)に通じるなぁ。
I Love Gumby>>http://ilove-gumby.com/

DVD「ガンビー ベストセレクション」予告>>http://www.youtube.com/watch?v=mQgTKyeUTjg

2010.11.17発売
DVD「ガンビー ベストセレクション アーリー・イヤーズ 50's-60's」
http://columbia.jp/prod-info/COBM-5829/
DVD「ガンビー ベストセレクション エイティーズ」
http://columbia.jp/prod-info/COBM-5830/

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(4)和田淳と世界のアニメーション、11月20日~26日

アニメーション作家 和田淳さんが立ち上げたDVDレーベル「CALF(カーフ)」の作品を紹介する上映会が開催されます。

■会期:11月20日(土)~26日(金) レイトショー
■会場:イメージ・フォーラム(東京・渋谷)

詳しくは、CALF 特集上映特設ページ>>http://calf.jp/special/special003.html

和田さんから、思いのこもった挨拶メールが届きました・・・
この度、11月20~26日に渋谷のシアター・イメージフォーラムにおきまして「和田淳と世界のアニメーション」と題した特集上映をおこなうこととなりまして、そのお知らせをさせていただきたくメールしております。

今年の春頃、私を含めた作家と評論家を中心にインディーズDVDレーベルを立ち上げました。名前を「CALF(カーフ)」といいます。国際的に活躍しながらも未だ作品がソフト化されていない日本の映像作家の作品を世に発信していくことを目的としたレーベルなのですが、同時にいろんな方に観ていただくために上映会などのイベントも企画しております。今回の上映もCALFの配給・宣伝でおこなっており、毎日21時からのレイトショー上映とはいえ、個人の短編アニメーション作家が映画館で一週間上映されることは珍しいことで、CALFとしても私個人としましてもいろんな方に観ていただける絶好の機会と捉えております。つきましては、みなさまにも是非ともご来場いただければと思っています。

私の初期のほとんど動かないアニメーションから、ベネチア映画祭に出品した最新作まで、これまでのアニメーション作品全13作に加えまして、今年海外の映画祭で私を含めCALFのメンバーが惹き付けられた、ひとクセもふたクセもあるアニメーション作品を集めましたので、そちらも楽しんでいただけると思います。

長くなり申し訳ありません。この上映が短編を観るという文化を浸透させるきっかけになれればという思いや、自分の作品をもっと観てほしいという思いなどいろいろ詰まったプログラムですので、みなさまに来ていただけると本当に幸いです。
また周りの方にも宣伝していただけるとさらに助かります。上映の詳細は添付の書類と、CALFのホームページに載せてありますのでご覧いただければと思っております。それではどうぞよろしくお願い致します。

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(5)故・川本喜八郎監督の追悼企画、各地で開催中

8月23日に急逝された、アニメーション監督川本喜八郎さんを追悼するイベントが各地だ開催中です。
>>http://www.jaa.gr.jp/modules/news/photo.php?lid=156

先日開催されたオタワ国際アニメーション・フェスティバルでもレトロスペクティブが組まれ、日本の若手アニメーション作家の作品とともに上映されましたね。

オタワといえば、長編グランプリを受賞した、英国のPhil Mulloy(フィル・ムロイ)監督の最新長編アニメーション映画『Goodbye Mister Christie』、観てみたい!
あの『Intolerance I - III』のムロイさんが長編・・・どんなんだろう!?
Phil Mulloy 公式サイト>>http://www.philmulloy.com/

Goodbye Mister Christie Movie Review>>http://www.suite101.com/content/goodbye-mister-christie-movie-review-a300204

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(6)立川親と子のよい映画をみる会、『ブタがいた教室』上映、11月23日

1973年から立川で「親と子のよい映画をみる会」の岡野昌子さんから、73回目の上映会のお知らせをいただきました。
今回の上映はブタを飼って、大きくなったらみんなで食べよう!『ブタがいた教室』(http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8782)です。

■日時:11月23日(火・祝) 10:00~12:05/12:55~3:00/3:50~5:55
■会場:立川市女性総合センタ- アイム・ホ-ル http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=3211
■料金;4歳以上、大人・子ども同額⇔前売券・整理券800円(当日券1000円)

各回とも、立川市立西砂小学校学校長在任中に、『地域の良さを生かした~豚飼育を含めた循環型都市農業体験教育~』を子どもたちと実践した真壁繁樹さんのお話があります。
映画『ブタがいた教室』と真壁さんのお話を通じて、地域の農業・畜産を知り、「いのち」について考える上映会にしたいそうです。

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(7)DCAJセミナー「3D映像制作講座」~今だからこそ、押さえておきたい3D映像制作の要点~

3D映像が賑わってますね。ハリウッドのいくつかの映画がヒットして、すわ3D映像がビジネスになる!って・・・ 結論を急ぐのは早いかも。
ともかく、DCAJ(デジタルコンテンツ協会)が“安全な3D映像とはどういうものか”、“正しい3D映像制作とは何か”を学ぶためのセミナーを開催します。
3D映像を制作するカメラマン、編集者だけでなく、映像・番組企画ディレクター、プロデューサーも対象とするセミナーです。
定員18名で、定員になり次第締め切りです。

■日時:11月25日(木)  13:00~16:00
■会場:(財)デジタルコンテンツ協会 会議室 http://www.dcaj.org/outline/index03.html
■講師:ソニーPCL株式会社 3D戦略室 チーフプロデューサー 大場省介氏(SonyMVP2005)
■参加費:¥10,000-(税込) ※当日支払い。必要に応じ、請求書、領収書等発行。
■申 込:下記1)~4)を明記の上、3d-bd@dcaj.or.jp までメールでお申込下さい。
1)所属(社名、学校名、フリーランス等)、2)氏名、3)連絡先電話番号、4)e-mail

詳しくは公式サイト>>http://www.dcaj.org/contents/frame01.html

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伊藤裕美

ゲストブロガー

伊藤裕美

“インディペンデント映画(アニメーション)を広める活動をしています。”


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