2011-01-17

アップリンクのワークショップ募集の告知です このエントリーを含むはてなブックマーク 

2011.01.15 メルマガのニュースレターより
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映画業界、昨年は、会う人ごとに厳しいというのが合い言葉でしたが、さて、今年はどうなるのか、
必死に働いて、考えぬけば、なんとかなるという信念でやるしかないのかなと思っています。
以前アップリンクで配給した『エメラルド・カウボーイ』の早田英志さんは、

「死なない限り問題はない」

と言っていました。

確かに!!!

宣伝です。
二つのワークショップを1月末からはじめます。期間は6ヶ月です。

一つは『配給サポート・ワークショップ』
いくつか配給のことを知るワークショップというのはありますが、このワークショップの特徴は、
実際アップリンクで配給する映画作品を題材にすることです。
参加者には、宣伝に関する意見をいろいろ聞いて、それを参考にすることもあります。
3月にイメージフォーラムで上映する『名前のない少年、脚のない少女』は。
タイトル、やコピーを参加者の意見を参考にして作りました。

http://www.uplink.co.jp/namaenonai/

また、参加者の有志が集まり今度『トーキョウ・ノーザンライツ・フェスティバル』という北欧映画の祭典を
ユーロスペースで2月に催します。

http://www.tnlf.jp/

特典の一つに僕が参加する海外の映画祭に同行できるというのがあり、これまでに、ベルリン、ロッテルダム、バンクーバー、
コペンハーゲンと参加したケースがありました。映画祭期間中、アップリンクのスタッフとして、映画祭に参加しました。

1月20日20:00-21:00

アップリンクの4階で最後の説明会を催します。

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もうひとつは、デジタル・ムービー・ワークショップです。

最近のニュースで『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督が、新作短編のファンタジー・ホラー『Paranmanjang』
を全編iPhone4で撮影というのがありました。
アップリンクで配給した『アムステルダム・ウエイステッド』のイアン・ケルコフが
長編劇映画をソニーエリクソンで携帯で撮ったのが多分4年前なので、携帯でハイビジョン画質が撮影できる時代になたんだと
感慨深いものがあります。

http://www.webdice.jp/topics/detail/2823/

このワークショップでは、10年以上前からデジタルに特化したワークショップで、
従来の映画製作システムからさよならして、新しい、今の映画製作方法で
映画/映像を作ろうというワークショップです。

これまでの参加者は様々で、全くカメラも、パソコンも触った事のないと言う初心者から
テレビ局のディレクター迄参加しています。

技術の違う人が混ざっていっしょにワークショップを行えるのは、このワークショップでの映画製作が
技術よりも、発想や考え方に重きを置いているからです。
発想したり、考えたりは、カメラの技術がなくても誰にも出来る事です。

こちらも最後の説明会があります。

1月19日(水) 20:00-21:00

どちらのワークショップとも詳しくはこちらをご覧下さい。

http://www.uplink.co.jp/workshop/index.php

この二つのワークショップは、アップリンクや僕個人にとってとても大切なものです。
アップリンクを設立してから今年で24年になります。
ワークショップは、今年で12年になります。
参加者からアイデアやエネルギーをもらってきたからこそ、時代の変化に対応できたので
アップリンクが続いていると思っています。

ぜひ参加をご検討ください。

キーワード:

ワークショップ / 配給 / デジタル


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浅井 隆

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