その土地の大自然を歩く旅が好きな事と、イヴォン・シュナード著「社員をサーフィンに行かせよう」を読んですっかり彼のファンになっていた私にとって、興味関心を惹くには十分な作品であり、申し分のない上質なドキュメンタリーでした。
若かりし頃のイヴォンとダグの旅の記録映像が、ある若者をパタゴニアへの旅へと駆り出してしまう力を持つことにも、なるほど納得がいき、あらためて彼らの魅力に賛辞を呈したいと思いました。
決してぶれない貫き通すものを持ち、同じ志を持つ家族や友人がいる人生って本当に幸せで素敵だなぁって思いました。
その誠実さが人の心を動かすのでしょう。
自分の人生と自分を取り巻く環境や社会のあり方を今一度よく考えてみたくなりました。
決して押し付けではなく、自然にそんな気持ちにさせる大切な要素が詰まっています。
