死への恐怖は無への恐怖だ。
刻一刻と迫る無の恐怖に太刀打ち出来るものなど無い。いま呼吸し考え笑い動く己が消滅する。二度と目覚めない。遠からず万人に訪れるそれを、我が事として捉えなければ生きることは出来ない。
上面の楽しさで死から目を逸らす心、観た事も無い輪廻やあの世を信じ込む心、それらはそうしなければ恐ろしくて生きられぬ人間の無意識の作りし幻の防御壁だ。壁を壊さねば真は観えないが、壊せば死に取り憑かれることとなる。
幻か真か、あなたはどちらを選ぶのか?
真を求める人に私は会いたい。
羅入
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