2011-03-08

林勇気展「あること BEING / SOMETHING」開催中。 チャンネルいいね! このエントリーを含むはてなブックマーク 

兵庫県立美術館のあらたな試み!19日(土)まで。
注目作家紹介プログラムがスタートしています。その名は「チャンネル」!

チャンネル(channel)という単語には「海峡」や「水路」、美術館の前にもある「運河」、テレビやラジオの「チャンネル(局)」、「思考・行動の方向」、さらには何ものかとの「交信」など、様々な意味があります。そこに共通するのは「何かと何かをつなぐこと」。美術館を訪れる人と、同じ時代を生きるアーティストとがつながっていくことを願って、新企画のタイトルを"チャンネル"としました。
(美術館のHPより) 

展覧会情報 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/hayashi/index.html

この記念すべき「チャンネル 1」では、林勇気(映像作家)さんの新作「あること BEING / SOMETHING」を含めた6点の作品が紹介されています。新作には、公募して寄せられた写真がちりばめられており、大きなモニターで包み込まれるような展示!見惚れてしまいます。

ネットの中のつながりが、アーティストの丁寧な編集感性?感覚で、平面の世界に奥行きを誕生させています。この結晶の「つづきのつぎ」は、もっともっと観客の近くにせまってくるのだろう。。。

映像の音楽・デザインなど、信頼できるクリエーターと一緒に作り上げたことがふわふわと伝わる、林さんの世界を、ぜひお散歩してみてください。ちょっとクールで、迷いそうな安藤忠雄さんの建築にとてもマッチしています。

PS.そうそう、金曜と土曜日は20時までの開館です!
美術館の螺旋階段をのぼり、見上げた隙間の長方形の空や、夕方から夜までの海側、山側のコントラストなど現実の世界の「美しさ」と、映像の仮想世界の「美しさ」も同時に楽しめます。チャンネルのプログラムは無料ですので、この機会にぜひどうぞ!

キーワード:

美術館 / アート / 安藤忠雄


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