2012-02-05

「ポップでキュートなスウェーディッシュ・コメディ!」 トーキョーノーザンライツフェスティバル2012 作品紹介 File.10 『シンプル・シモン』 このエントリーを含むはてなブックマーク 


【上映日時】
① 2月11日(土)/11:30
② 2月14日(火)/16:30
③ 2月17日(金)/21:15

『シンプル・シモン』
■ 原題:I rymden finns inga känslor/英題:Simple Simon
■ 監督・脚本:アンドレアス・エーマン(Andreas Öhman)
■ 脚本・製作:ヨナタン・ショーベリ
■ 製作:ボニー・スコーグ・フェーニー
■ 出演:ビル・スカーシュゴード/マッティン・ヴァルストレム/セシリア・フォシュ/ソフィ・ハミルトン
■ 2010年 スウェーデン ■ 83min ■ 言語:Swedish
【受賞】 2011年SKIPシティ国際Dシネマ映画祭審査員特別賞

※国内DVD未発売/劇場未公開

【ストーリー】
シモンは宇宙と兄さんのサムが大好き。サムのガールフレンドのフリーダと、3人で暮らしている。「アスペルガー症候群です、僕に触らないで」って書いてあるバッジをつけて、規則正しく仕事場に通っている。ある日、フリーダが出て行ってしまった。どうして!?? シモンは元通りの日常を取り戻したくて、サムのために完璧な新しい恋人を見つけることにしたのだが…。

【解説】
スウェーデンの新人監督、アンドレアス・エーマンの長編デビュー作。2011年米国アカデミー賞外国語映画賞、最終選考9作品中の1本に選ばれている。
ポップな色彩とキレのいい展開、きめ細かなディテールと優しいまなざしで、主人公シモンのシンプルな世界が描かれた、極上のファンタジーコメディ。
原題『I rymden finns inga känslor』は『宇宙には感情がない』というほどの意味である。
シモンは語る。「宇宙が好きだ。感情が存在しない宇宙には誤解も混乱もない」
現代人に向けた寓話のようにも思えてくる。優れたコメディが時としてそうであるように。
アスペルガー症候群の青年、シモンの一人称で語られるこの物語は、それゆえに見る者の心にストレートに飛び込んでくるのである。
シモンを演じているビル・スカーシュゴードの父はスウェーデンの名優ステッラン・スカーシュゴードである。TNLF前回上映作品『奇跡の海』に引き続き今回の『友達』にも若き日のステッランが出演している。奇しくも親子競演となったことも、見どころのひとつ!?(大竹)

「トーキョーノーザンライツフェスティバル2012」公式サイト http://www.tnlf.jp/

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