2012-07-16

中味が濃く大変ハードな映画─『籠の中の乙女』クロスレビュー このエントリーを含むはてなブックマーク 

映画美試写室にて。

webDICE編集部さんのご招待で観賞致しました。

閉塞の中の偏見と悪意の中に育てられた子供は非情で暴力的にしかならない・・そんな恐ろしく気持ち悪い現実を想像させる映画。

不快なかつ独特の個性感が見終わった後押し寄せる。後味はなんとも余韻を残す。

映画のチラシには題名通り『少女』2人が映っている。ただこの2人は姉妹であるがもう一人兄がいる・・・これがまた究極なポジションを占める役の男子であるが、この映画を観るまで分らない。なんかこれもまた意味深な感じ。

なぜこの両親が悪意と狂気以外の構想以外考えられないけどこうした子供の育て方をしたかの意図は最後まで詳しくわからないけど、最後に至っても結論は見えず、余計に複雑な関わりが考えられる点が末恐ろしく怖い。

初のギリシャ映画観賞でしたが中味が濃く大変ハードな映画でした(笑)

キーワード:

#webDICE / #eiga / #骰子の眼


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kiko

ゲストブロガー

kiko

“この試写に行きたくて応募しました。”


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