2012-12-23

【『LOOPER/ルーパー』クロスレビュー】凄く凝っている脚本ではなく細部には粗がる このエントリーを含むはてなブックマーク 

ジョセフ・ゴードン=レヴィットはデビュー作である
『リバー・ランズ・スルー・イット』っでブラピの少年時代を演じたのですが
残念ながら現実はハゲのブルース・ウィリスに成長するようです(笑)
似ているとは言い難い二人ですが、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが
特殊メイクで眉太くしたり、目鼻立ちを調整して似させていました。

本作はオスカー前哨戦の各批評家協会賞でオリジナル脚本賞を
受賞しまくっていて、本番のこの部門で本命視されている作品です。
凄く凝っている脚本ではなく細部には粗がありますが
現在と未来のそれぞれの自分が、切実な想いを抱えながら対決するという
メインをぶれずに描ききっているので、ラストの行動に胸が痛むのです。

中国資本が入っているので、強引に中国のシーンがあったりしますが
(そういや『アイアンマン3』も同じ理由で…)
アクションたっぷりで、ブルース・ウィリスはいつも通りタフガイだし(笑)
そういう意味では彼のファンも楽しめるし
ジョセフ・ゴードン=レヴィットとエミリー・ブラントという
演技力に定評のある二人の絡みもあるしで十分に楽しめる作品です。
(点数:70点)

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kusukusu2812

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