2013-05-03

L.A.ギャング ストーリー』クロスレビュー:ギャング映画とは。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

映画が始まり「この映画は事実に基づいています」との注釈が入りストーリーが始まる。そしてショーン・ペン演じるミッキー・コーエンによる処刑がハリウッドランドの看板の裏で行われる。事実彼がハリウッドランドに住んでいた事を確認していたためかなり期待が膨らんだ、しかしストーリーが進むに従い、腐敗したロサンゼルスの街の様子が映し出され、同じく警察内部の腐敗が描かれる。これは単にマフィア映画ではなく、警察腐敗、フィルムノワールに展開していくのかと新たな方針が伺えた。では、ジョシュ・ブローリン演じるジョン・オマラはダーティーハリーのイースト・ウッドなんだと合点がいった。しかし実際にはストーリーが盗聴屋のキーラーやオマラの家族を語り始めたりなんだりでブレブレの脚本で男たちの戦う理由が曖昧になってしまっているのがとても残念な映画でした。最後に警察バッジを投げ捨ててビーチで奥さんと悠々自適に暮らしているオマラ…キーラーの家族の事本気で考えてないだろお前!突っ込みをいれたくなるような終わりでした。

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