2013-09-30

ヒロインの話 このエントリーを含むはてなブックマーク 

イギリス・ダラムdurham警察署長は病院でヘロインをはじめ全ての麻薬提供を推奨した。
ダラムに43ある犯罪組織の収入源を断つための策
http://www.theguardian.com/society/2013/sep/28/time-end-war-drugs-uk-police-chief
2013年9月28日:ガーディアン紙の日曜版・The Observerより

           【ヘロイン】
ドイツ、バイヤー製薬がmorphineは依存性がある為
代替品のdiamorphineを開発、Heroinと名付けて12年間販売した。
diamorphineはmorphineに代謝され、即効性の高くなったmorphineの効果が確認され、
依存する人が増えて(アメリカ西海岸ではヘロインを買うためにクズ(junkジャンク)を集める人をジャンキーjunkieと呼んだ)禁止になった。

diamorphineはHeroinの医薬名、morphineのエキス。
バイヤー研究所長は肺炎と結核患者の肺を弛緩させるために開発した。
研究者が実際に摂取したところ「気分はヒーロー」的な発言があり
morphineモルフィンと韻を踏むHeroinヒロインに。
米国はじめ23カ国で販売、販売開始した翌年は1トン生産。
アスピリンも同時期に開発したが研究所は心臓への負担に懸念し、
Heroinの販売が禁止されそうになるまで販売していなかった。
米国では1919年に処方が禁じられたが、イギリスでは今でも処方される。

キーワード:

社会


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まやかし

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まやかし

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