2008-02-22

[2006.7.4] ノイシュバンシュタイン城 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ノイシュバンシュタイン城と言うお城について最初に書いておきます。ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったというお城で、バイエルン国王ルートヴィヒ2世が建てたという別名、白鳥城とも呼ばれる華麗なお城です。水曜どうでしょうにも登場し、大泉さんの顔が邪魔で見えなかったお城としても有名です。

朝起きて、昨日、T-Mobileの1日利用でネットを買ったので、夜中にアップロードしていたファイルの様子を見て、んで、朝飯を食べに行った。新しいホテルでの初めての朝飯は結構楽しみだ。デザート系が充実してた。ジュースもマンゴージュースだった。朝飯が充実してると結構テンションが上がる。

部屋に戻って出かける準備をして、とりあえず駅に向かう。昨日、あんなに考えたのにちっとも明日以降の予定が決まらなかったが、ホテルを出る前にちょろちょろっとネットをいじり、ホテルを出たところで明日はリンダウに向かい、翌日、ファドゥーツ(リヒテンシュタインの首都)を目指す事に決めた。どうしてあんなタイミングで思い立ったのかはわからない。

んで、駅の窓口で並んで明日以降の切符を買った。結構、電車のつなぎも調べておいたのに、窓口で適当に早そうなので決めた。どうせリザベーショントレインじゃねーし。ファドゥーツからはネルトリンゲンに向かう事にしたんだけど、この日のドイツ部分はジャーマンレイルを使う、で、その他の部分を買おうと思ったらココでは買えないと言われた。波乱の予感。

んで、駅の隣で自転車を借りた。今日はチャリンコを主な移動手段とする事にした。ノイシュバンシュタイン城の麓町まで4kmぐらいあるのと、テーゲルベルク山へのロープウェイの乗り場まで歩くには距離があるけど、バスは使いづらそうだったのと、何より一人ツール・ド・フランスをしたかったから。

チャリンコを借りて出発。慣れないチャリンコ自体は大した問題でもないけど、右側通行の国ではチャリンコはどうしたら良いのだろう…。チャリ専用の道があるトコはソコを走ったけど、それ以外は結構迷った。

まもなくレヒ川に到着。この川がどうしてこんなに綺麗な翡翠色をしているのかはよくわからないが、ロマンティック街道の名前におもわず納得してしまう。で、ちょこっと道を間違えたりしながらノイシュバンシュタイン城の城下町、シュバンガウに到着。自転車をインフォメーションの脇に駐めて、お城の入場券を買いに行く。チケットオフィスで買わないといけないらしい。

で、多少並んだけど、ディズニーランドのシンデレラ城ほど並ばずにチケットが買えた。で、おみやげ屋さんを見たりしながらお城に行くバスのチケットを買いに行く。バスは少し早いかなと思ったけど、受け付けのねーちゃんはまぁ、早くもないよ、って感じだったのでチケットを買い、バスを待ち、乗った。

実はここまでの過程でもお城の見えるポイントはあったはずなんだけど、どういう訳か後ろを振り返らなかったりで、未だにお城が見あたらず、バスの中からもいつ見えるのか、いつ見えるのかと探した。バスを降りて少し歩くとどーんとお城があった。

で、さっくりとお城に着くと自分のチケットではまだまだ入城できない事がわかり、土産屋を覗いたり、その辺をうろうろした。で、お城の門をくぐってみると中庭までは行かれたので、中庭をうろうろ。で、チケットに書かれた時間通りに入城できるようになり、入った。

ツアーが始まるとお城の中は撮影禁止になった。お城はめちゃくちゃでかいって訳でもなかったけど、まぁ、でかくて、そして豪華だった。豪華な室内だけでなく、鍾乳洞を行かしてる場所なんかもあり、眺めもとても良くてこんなトコに住んでたら気持ちいいだろうなって思うようなお城だった。実際の所、そう思う城は少ない。

で、お城のカフェ、高いかな、と思ったけど見るだけ見てみたら、案外お手頃価格で、おやつを食べた。なんか、アップルパイが初めて見る風だった。たぶん、ドイツ風アップルパイと言う奴だろう。飲み物もよくわからない奴を選んだ。味はコーラには似ても似つかない。不味くはないけど、美味しくもない。明日も買おう。

で、お城を出て、マリエン橋に向かった。バスを降りたところから5分も歩かなかったので、お城に行く前に行けば良かった。お城がすんげぇ綺麗に見えた。ホントはお城とかあまり興味もないんだけど、このお城だけは確かに惹かれる物を感じました。で、橋を後にして山を下り、インフォメーションを目指す。

林道みたいな道をガンガン降りていくとバス乗り場の近くに出た。ふと山を見上げるとお城があった。んで、チャリンコのトコに戻り、チャリに乗って移動。移動中もお城が見えて、どこから見ても絵になるな、と思った。で、ロープウェイの乗り場を探しながら走るとお城からも見えたロープウェイが見えたのでその下を目指した。

チャリンコを駐輪場に駐めて、チケットを買いに行く。16EUR、結構高いな、と思いつつ買った。飲み物を買おうとしてたらロープウェイが出てしまった。10分ごとにあるみたいだし、ま、いっかと思い、もう一度飲み物を買いに行った。炎天下でチャリをこいできたから水じゃないのが飲みたかったんだよ。んで、ロープウェイが来て乗った。

で、頂上に着く、すんげー景色いい!16EUR高くない!と思った。頂上はパラグライダーやハンググライダーの教習所らしく、たくさん広げてあった。これでココを飛んだらどれだけ気持ちいいんだろう。で、パラグライダーができるワケでもないので、ロープウェイ乗り場から更に登っていく道があったので、それを行ってみる事にした。どこに続いているかわからないけど、1時間ぐらい行ったら戻ってこよう。

で、歩けば歩くほど周囲のパノラマに魅了され、じゃんじゃか歩いた。パラグライダーがたくさん飛んでいて、楽しそうだった。で、十字架のある頂上にたどり着いた。ここいらで一番高いっぽい。とにかく景色がいい。そうとしか言えない。やっぱり山は好きだね。いいよ。

んで、ぼちぼちいい時間にもなりつつあったので、ロープウェイ乗り場に戻った。で、また丁度、目の前でロープウェイが行っちゃったっぽいので、レストランで何か飲むことにした。すんげー景色いいし。で、思わずビールを頼んだ。なんか、ドイツ来てからビール飲むの楽しくなった感がある。たぶん日本に帰ったら飲まないけどね。

んで、ビールを平らげて乗り場に戻るとまた並んでた。今度は乗り逃すまいと並ぶ。そしたら俺が定員の最後の一人になった。ラッキーと思ったら、乗れなかった人が一人。仲間内から、あいつだけ乗れねーぞ!カメラ出せ!と歓声があがった。俺、一人だし、と思って彼と変わることにした。10分待てば次の来るし。

で、乗り場に入っちゃったし、暇なのでベンチでぼーっとしてて。ベンチにいてもつまらないから乗り場に行って、写真でも撮ろう、と撮ってたら、さっきは最後の一人を定員だからダメと言っていた係員がお前も乗れ、と乗せてくれた。で、下の駅に着いた。

ビールもだいぶいい感じでまわってて、ほろ酔い気分で気持ちよかったので、すべり台のアトラクションに乗ってみた。リュージュみたいな奴。なんか、滑りが悪くて後ろに追いつかれた。と思ったら、棒はデフォルトで少しブレーキだったっぽくて更に倒す必要があった。後ろの人ごめんよ。まぁ、カメラでムービー撮るので楽しんでたわけだけど。

で、チャリに乗ってフュッセンに直行。やっぱり気持ちいいね、チャリは。レヒ川まで一気に戻ってきて、さっきとは違う橋から街に入った。何度見ても綺麗な翡翠色だ。で、街の旧市街の賑やかなトコを通ってチャリを返しに行き、ホテルに戻ってきた。で、パソコンでゆうすけの画像を作ってアップした。アップロードも割と好調だったみたいだ。

んで、夕飯を食べに出かけた。旧市街をぶらぶらしつつ、どこか良さそうなところを探す。お店もだいぶ閉まって、さっきとはだいぶ雰囲気も変わり、静かな感じになった。イタリアカラーのベスパがあった。今日はドイツ - イタリア戦だ。ドイツにはだいぶお世話になって勝ち進んで欲しいのと、イタリアにはこれから向かい、友人に世話になりそうなので勝ち進んで欲しいのとで不思議な感じだ。

で、夕飯。なんかめっちゃ野性的なトコに入ってみた。中世の雰囲気がテーマっぽいキノコのスープと子羊の料理を頼んだ。飲み物はビールを勧められたのでビールを注文。でも、蜂蜜のワインとか言うのを見つけて気になって注文。角に入って出てきた。甘くて食前酒にはいい感じ。

スープはライ麦パンの中に入って出てきて、このパンを浸けながら食べるとマジウマ。結構ボリュームもあって、この後の料理が不安になった。で、子羊だけど、これもとろっとろの肉にガーリック風味のソースで絶品。アスパラガスもソースを絡めると美味くてもうお腹いっぱい。

ホテルに戻ってきて、明日以降のホテルを予約し、日記を書いた。これまでの下調べでファドゥーツにはホテルも少ないみたいで、ネット予約は難しそうなので、当日、現地で探すことにした。最悪のシナリオでもリンダウに戻って宿を探してもなんとか間に合うだろう。

明日はとりあえずリンダウに向かう。リンダウはドイツ、スイス、オーストリアの3ヶ国にまたがるボーデン湖という湖に浮かぶ島の街。地球の歩き方の写真を見て、綺麗なトコだな、と思ったので決めた。けど、何があるのかはちっともわからないw。たぶん、綺麗な景色があるよ。ホテルは昨日見たのより減ってて、地球の歩き方では高級ホテル扱いのトコに決めた。ネットはたぶん無い。変わりに温水プールがありそう。水着ねーな。

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ゆうすけ

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