2008-05-17

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好きなものをやっているヒトが好きなんだなぁ、とKETTELを聴いていて思います。

Myam Jamesというアーティストが出したこの音源には、「僕もこれくらいエイフェックス・ツインの真似したかった」とか、「正直キャッチーすぎて、これを好きだというと、なんかあんまり知らないヒトだと思われるかも...」みたいな外野の声も、すぐに聴こえてきそう。

「でも、君はそれをやらなかったんだよ」

と、彼の音楽はキラキラした甘酸っぱいフックとエディットを以て、僕らを挑発してくれている気がする。そして、それをなんのてらいも無くクリアに聴かせるのは、やっぱりスゴいことだと思う。

ちなみに、この音源を聴いてなんか無性にCOCTEAU TWINSを聴き直していたりしている。「Ende」のCrystal Padの音や、「Palle's Popsong」の303のメロディの背景に、どうにもエリザベス・フレイザーのボーカルを無意識に求めてしまう自分がいて、当時買って2回も聴かなかった『BLUE BELL KNOLL』が、今では笑っちゃうくらい気持ちよく聴こえる。また、実は今やっているプロデュースの音源の制作に、そのCOCTEAU TWINS熱がまざまざと反映されていることに気付いて、ちょっと驚く。そういえば、このまえCR-Jで上位にランクしていたJEAN-MICHELの音源聴いてても、COCTEAU TWINS聴きたくなったなぁ。

でも、自分の知る限り2000年代の最初にCOCTEAU TWINSのリスペクトを全面に打ち出したアルバムは、Manualの『Azure Vista 』だと思う。あれは名作。

キーワード:

KETTEL / COCTEAU-TWINS / JEAN-MICHEL / Manual / 音楽


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