2013-12-25

スタンリー・キューブリック監督 「2001年宇宙の旅」(VHS)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 先日、俳優を目指す若者たちと呑む機会があり駄法螺話をかましていると、「ロバート・デ・ニーロって誰ですか?」と猛烈なパンチをかましてきた。「え?デニーロだよ・デニーロ」「はあ?」・・・壮絶なパンチ力の為、倒れそうになってると、ひとりの若者が「知ってますよ。観ましたよ。『ヒート』」。ああ、良かった・・・いやいや、当たり前だ。こんなことで安心してはいけない。「アル・パチーノと共演したヤツね。ゴッドファーザー以来だもんな」「?」「え?ゴッドファーザー観てないの」「?」「レイジング・ブルは?」「?」「タクシードライバーは?」「?」「ディアハンターは?」「?」・・・」ダメだ。再起不能ぐらいノックダウンされた。そこで、また別の若者が「僕、SFものだったら観てるんですけど」そうか、今は、情報が細分化されてるのだ。何でも手当たり次第観てた俺らの時代とは違うのだ。ひとつのジャンルをとことん観てるんであろう。そこで俺は頂上作戦に出ることにした。「SFだったら、やっぱり2001年宇宙の旅だよね」「?」・・・はあ!!!!?この映画を知らずして、SFを語って良いものか!?いや、俳優を目指すものとして如何なものか?!!もう知恵おくれと話をしているようだった。もう、話にならん。

再見して、やはり素晴らしい!絶賛。

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大倉順憲

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