2014-01-31

サイレント映画をコンサートホールで楽しむ。 『北欧からの贈り物』 このエントリーを含むはてなブックマーク 

【出演アーティスト紹介PV】
https://www.youtube.com/watch?v=uPyV9d8M5PQ

2月2日(日)の渋谷区・大和田さくらホールでのスペシャルイベントが開催間近となりました。

リリアン・ギッシュ主演、“スウェーデン映画の父”ヴィクトル・シェストレム監督ハリウッド時代の傑作『風』と、“20世紀最後のサイレント映画”として名匠アキ・カウリスマキ監督が撮った『白い花びら』、映画史に残る2本の名作を本格的なコンサートホールで生演奏付きで楽しめるまたとない機会です。

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『風』

原題:The Wind/1928年/アメリカ/英語(English)/79min
演奏:柳下美恵

【ストーリー】
風が吹き荒ぶテキサスに嫁いだ可憐な乙女レティ。愛のない結婚をさせられた彼女にさらなる試練が襲いかかる…。
不吉に吹く風の可視化に成功したシェストレム監督の傑出した手腕と、
サイレント映画の花リリアン・ギッシュの美しさが結実した永遠の傑作。

■柳下美恵

サイレント映画ピアニスト。
1995年に朝日新聞社主催映画誕生100年記念上映会でデビュー。
国内外の映画祭で活躍。
即興演奏を得意とし、すべてのジャンルを弾きこなす。
これまで600本を超える映画に伴奏をつけている。

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『白い花びら』

原題:Juha/1999年/フィンランド/フィンランド語(Finnish)/78min
演奏:ハンツヴィル

【ストーリー】
小村でつましく暮らすユハとマルヤ夫妻の前に突然、
都会の中年男シェメイッカが現れ、マルヤは駆け落ち。
田舎に取り残されたユハは…。
モノクロのはかないドラマに胸をしめつけられる珠玉の逸品。

■ハンツヴィル

2006年にノルウェーで結成。
ロック、ジャズ、エレクトロニカ等、
様々なジャンルを融合させた21世紀型サイケリック・サウンドが特徴のトリオ。
2010年のツアーで高評価を得た本作で待望の日本初演が実現。
ノルウェーで数々の良質なアーティストを輩出していることでも有名な名門レーベルRune Grammofon出身。本国では彼らのことをジャズに区分している。

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【会場】

■大和田さくらホール

渋谷区桜丘町23-21
(渋谷駅から徒歩5分)
[地図を表示]

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本イベントの会場大和田さくらホールは高品位の音響性能を備えたコンサートホールで、
クラシック、オペラ、バレエ、演劇などに適した設備クオリティを有しています。
『北欧からの贈り物』ではダイナミックかつ繊細な音響と即興によるスリリングなライブ体験を味わうことができます。
ぜひ壮大なサイレント映画の世界を体験しにいらしてください!

アイスランドのシガー・ロスやデンマークのエフター・クラングなど、
繊細で壮大な音響が好きという方はきっとハンツヴィルも楽しめること間違いなしです!
彼らがいったいどのような音を紡ぎだすのか、
僕も今から楽しみでなりません!

この2月2日(日)のスペシャルイベントを皮切りに今年もいよいよトーキョーノーザンライツフェステイバルが始まります!
渋谷ユーロスペースでの”北欧映画の一週間”のほか、
アイスランド写真展や音楽イベントなど盛りだくさんの内容でお届けしますので、
みなさまのご来場をスタッフ一同心よりお待ちしております!

キーワード:

北欧 / ノーザン


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トーキョーノーザンライツフェスティバル

ゲストブロガー

トーキョーノーザンライツフェスティバル

“今年も2月8日(土)より渋谷で北欧映画祭を開催します!”


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