2014-06-28

夕べ、地虫が鳴いとった。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

アパートに隣接する大家さんの敷地は庭が広いんで。

地虫はミミズかオケラかということが昔よく議論になったが、
結局はオケラか、オケラ以外の幼虫らしく、ともかくミミズではないらしい。

それからきのう、夜に家に帰ってきたら、
いつの間にか大きなゴキちゃんが部屋に忍び込んでいた。
掃き出し窓の前のカーテンを閉めたとたんバサッとなにかが下に落ちたので、
クモにしては大きいな、と思いながらも目を落としたらゴキブリだった。

で、サカサカサカーとあわてて逃げ出したので捕獲ができず、
その後、何度も部屋の片面に積んだ本の合間や、ヴィデオデッキの横などをはい回っているのをカサカサという音と共に見かけたものの、
殺虫剤は置いていないし、たたきつぶすのも大き過ぎて気が進まないので、
そのうち紙袋かなんかで捕獲しようと思いつつ、試みたところでなかなかうまくいかなかったが、
最後に雨の具合を見ようと窓を開けた時、
ちょうど窓の横の柱のあたりに来ていたのがピタッと凍りついたのを発見したので、
手に取った小冊子で追っ払って、雨の降っている外に出ていってもらった。

もう来ないでくれよ~という感じで。

ちょっとのん気に聞こえるかも知れないけれど、
ゴキに対する生理的嫌悪感は特に持ち合わせてなく、
ただほうっておくと、そのうち部屋の中をブンブン飛び回るようになるので、出ていってもらったというしだい。

うちの母も結婚して東京のアパートに住むようになるまではゴキブリというものを見たことがなく、
最初、台所の壁に大きな黒いゴキブリが張りついているのを見た時、
"あら、あんなところに大っきな虫がいるわ"と思ったそうだ。

だから、血筋かも知れないですね。

新月の夜に出会ったのは、地虫とゴキブリだった、というぱっとしないお話。
今日もどうやら一日、雨模様のようです。

キーワード:

地虫


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Reiko.A/東 玲子

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“human/cat also known as Nyanko A 人間/ねこ。またの名をにゃんこA”


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