2015-01-04

「生きるとは蘇ること」No.4~「伝説の写真家、福島菊次郎展にみる希望としての私たちひとりひとりの目覚め」というタイトルのブログを書くことより2015年を始めました/Part1 このエントリーを含むはてなブックマーク 

「希望は、私たちという名もなき庶民ひとりひとりの命の尊極の貴さへの目覚めと、そして、その振る舞いの弛みない継続の中にある」

2015年は、この書き出しの言葉を、暫くお休みをいただいておりました自身のブログに綴ることにより、その新年の幕を開けることとなりました。
この言葉より書き出すきっかけの一つとなりました写真家、福島菊次郎さんについては、この場であえて語るよりも多くのことを、実にたくさんの方々が既にご存知のことと思うのですが、この、今年で94歳を迎えられる反骨のレジェンド、そして、戦後日本の生き証人、又、信念とレジスタンスの現役写真家、として多様なジェネレーションの方々に知られ、親しまれている福島菊次郎さんの、いわば集大成である写真展と講演会が、昨年12月の末に、東京の郊外に位置するパルテノン多摩で催され、その両方を拝見したものの、その後においてもなお、年末の様々な用事をこなしつつ帰路に着いたのが、まさに今だ帰省で東京駅が賑わう大晦日であったため、年を越しての執筆となりました。

内容につきましては、「千葉節子オフィシャルブログHeart Planet Heart Galaxy by Setsuko Chiba」 http://www.resetsukosmos.blogspot.com/ より本文をお読みいただけましたら大変にありがたいのですが、今お読みいただいているサイトはもちろん、自身のHPをも含め、およそに一年という長きに渡り、ネット関係における執筆、そして投稿が、昨年の想定を遥かに超えた公私共に多忙極まる流れの中において、能力的にほぼ不可能であったため、そのブランクを埋めるべく、大変恐縮するところではあるのですが、自身のブログとほぼ同じ内容のテキストを、この場をお借りし、次回Part2にて今一度書かせていただこうと思う次第です。

今朝がたは、白河特有の、ずしりとしながらも、ふわりとしたシュークリームの質感のダークブルーの雪雲が、部屋の天窓を覆う中を、浅くもなく、さりとて深くもない眠りから目覚めた意識を、更に目覚めさせるかのように、急激に空模様が変わり、血のように鮮やかなクリムゾンレッドにシトリンとオレンジを混ぜたような壮麗な朝焼けとなりました。
けれども、その数分後には、それまでの華麗な色彩が、1月のロンドンの曇り空のようなパステルダークなものに変わり、そして、午後には澄んだ青の系列の様々なものに変わるという、今日もまた、瞬時も休むことなく変化し、前進を続けゆく大空という大宇宙の営みを新たな感慨を抱きながらみつめる一日となりました。

生命の宇宙のダイナミズムに、インスピレーションを揺さぶられ、励まされ、わずかながらも昨日よりは今日、という、自身の内面の変革の歩みを感じる、新たなる感謝の一日となりました。

昨年は、あたかも各国示し合わせたかのようにダークなニュースが、ここ、日本に限らず世界におかれても頻繁に流れた一年のようでしたが、2015年は、たとえどのような出来事が起ころうとも、生き生かされている今このときへの感謝の心が反映される振る舞いの新たなる年にしてまいりたいと思います。

どうぞ皆様も愛に溢れた素晴らしい新年をお過ごしください。

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千葉節子Setsuko Chiba

ゲストブロガー

千葉節子Setsuko Chiba

“詩人、美術家、ポエトリーパフォーマー、作家、クラウドアートフォトグラファーの千葉節子Setsuko Chibaによるアートプロジェクトを運営し、又、その情報をお伝えしております。 【Setsuko Chiba 千葉節子 Art and Poetry】 https://setsuko-chiba.jimdofree.com/ http://fukushima-net.com/sites/content/2304 http://www.bios-japan.jp/paris67.html/”


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