2015-05-10

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祖父が亡くなった。
5月6日の朝に母親から祖父が危篤だから覚悟してくれ、そして祖父の家に来て欲しいと。
彼女の家に居て昼過ぎ頃に到着。
電車で向かってる途中で亡くなったと聞かされたがまあ、そんなもんかと思っていた。
祖父に対面したが寝ているみたいで今にも起きそうだった。
高校生ぐらいまで毎年、正月は会っていたが大学入学辺りから肺の調子が悪くなり正月の集まりがなくなった。その後祖父とは4年近く会っていない。
会ったときは向こうは禁酒状態でほぼ酒が飲めない状況であったが孫と酒を飲み交わすのが夢であったらしく一口だけ飲んで浮かれていた。
一,二年前に祖父の家に行く旨を伝えると風邪だから今度にしろと言われてそのまま会わず次第であった。
特にあの時会っておけばとかは思わない。
80歳で亡くなって早くもなく遅くもなくと云った感じか。
それよりも亡くなった直後に対面した時はそこまで悲しくなかったが葬儀中に祖父に花を手向ける場面があってその時は倒れるのではないかと思うぐらいになった。
適切な表現を使えば胸がつまると云った具合であろうか。
そのまま、葬儀場に行き火葬直前の最後の対面は直視したら倒れそうだったのでほとんど見ていない。
気持ちが悪い、貧血の間が起こりそうな感じ。すさまじい立ちくらみに近い。
アホな表現であるが失恋はだいたいが向こうからの三行半の突きつけでその結果、混乱に陥り、好きな人はもう私に振り返ってはくれないという絶望感があった。
しかし今回の祖父の死はそれとも違う。
圧倒的な絶望感はない。
しかし、無気力感がすさまじい。そして現実をどのように飲み込んでいくかがあまりにも経験がなく本心中では思考停止している感じ。
恋人の関係は一方的な愛情なのかもしれないが親族の関係は双方の理解や愛情によるものであろう。
葬儀後の夜、一人で酒飲んでいる時に悲しくて号泣したがその悲しみは酒に酔った勢いの悲しみであって本質的な悲しみを理解出来ずに泣いている気がした。
土曜日は疲れなのか風邪かわからないが一日中寝てた。
亡くなる予兆は少しだけ会ったが自宅治療で意識もあったのでそこまで危惧はしていない。
で今にいたる。
うーん、人の死は簡単には語れずなんとも云えない。
感情に身を任せてしらふの時に泣ければいいがそういった感じでもない。

R.I.P. 祖父
安らかに眠ってください。

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にゃろめ

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にゃろめ

“おはよう、おやすみ”