骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2008-12-17 21:09


好きな“映画”を仕事にしたい。映画業界に就職するには!? 「就活ワークショップ」12/20開催

映画の買い付け、宣伝など映画業界に興味のある方はワークショップに参加してみよう!
好きな“映画”を仕事にしたい。映画業界に就職するには!? 「就活ワークショップ」12/20開催
アップリンクで定期的に開催されている『配給サポート・ワークショップ』

あらゆる職種の就職活動が佳境を迎えている中、現在、映画業界では2010年度の新卒採用のエントリーを受付けている。ちょうど今現在、好きな“映画”を仕事にしようと情報を集めている方は多いだろう。しかし、新卒採用を定期的に行っている企業はごくわずかしか存在しない。その上、数千人がエントリーしたとしても数人しか採用しない、倍率何百~何千倍という狭き門となっている。

では、映画業界に就職するにはどのように活動すればよいのだろうか。

定期的に行われる新卒採用以外に、中途採用の道やアルバイト採用から正社員登用をねらう道など、他にも業界に進むための選択肢は複数存在している。

文化通信.com

たとえば、映画業界関連の雑誌・ムック・書籍を発行している出版社[キネマ旬報社]が展開している『映画業界求人情報』(公式サイト)というサイトでは期間や採用形態を限定せずに幅広く随時求人募集をかけている。 また、映画、音楽、放送といった“エンターテインメント業界”全般の最新情報を網羅したサイト『文化通信.com』(公式サイト)でも中途採用を含む求人の最新情報をアップしている。

写真:『文化通信.com』

では、企業が求人募集をしているとして、一体どのような人材を欲しているだろうか。ここで参考にしていただきたいのは、次に挙げる書籍である。


映画業界本
左より『映画・映像業界就職ガイド』(キネマ旬報社)、『映画・映像業界大研究』(産学社)、映画業界で働く―映画プロデューサー・配給・宣伝・興行・字幕翻訳家etc.』(ぺりかん社)

『映画・映像業界就職ガイド』(キネマ旬報社) では、業界主要企業ダイレクトリーとして巻末データに各企業の欲しい人材/いらない人材を挙げている。一例を提示するならば、積極性を重視する企業は多く、他の応募者との差別化を図るならば、業界の内情に如何に通じているかという点にあるといえる。すなわち、未経験よりも経験者を必要とするように、どの企業でも即戦力となる人材は必要とされるからである。

映画ビジネスを知るという点では、映画業界就職関連書籍の『映画・映像業界大研究』(産学社)『映画業界で働く―映画プロデューサー・配給・宣伝・興行・字幕翻訳家etc.』(ぺりかん社) も参考になる。

更に、書籍からの独学だけでなく実際にワークショップに参加するという道も存在する。同じ夢を持つ仲間にも出会うことで、そもそも何故“映画”を仕事にしようと思ったのかを見直し、意欲を新たにする一助ともなる。

今回は12月20日(土)にアップリンクにて行われる「映画業界就活ワークショップ」で、どのような流れで映画が配給・宣伝されるかといった一日体験ワークショップを開催する。映画業界に入るキッカケは、行動すればつかむことができるということである。是非この機会に参加してみてはいかが。


彼女の名はサビーヌ

■映画業界就活ワークショップ
2008年12月20日(土) 14:30開場
・14:45~16:10 『彼女の名はサビーヌ』上映
・16:15~17:30 ワークショップ

映画をどのようにして買付け、宣伝をするのか…ひとつの作品が公開されるまでの配給宣伝の過程をプロの視点からレクチャーするワークショップ。現役宣伝スタッフの質疑応答なども行う予定。就職活動中の方や、映画業界に漠然と興味がある方におすすめ。

会場:アップリンク・ファクトリー
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)[地図を表示]
上映作品:『彼女の名はサビーヌ』(上記写真)
(監督・脚本・撮影:サンドリーヌ・ボネール/2007年/フランス/85分)
料金:2,000円(パンフレット付)
※当日受付可
※映画業界にご興味ある一般の方も参加できます

【お問合せ】
tel:03-6821-6821(担当:星、松下)


レビュー(0)


コメント(0)